薬研藤四郎(刀剣乱舞)の項も参照。
プロフィール
概要
2016年10月4日のアップデートで追加された極の刀剣男士。
薬研藤四郎がレベル60以上になり、四日間の修行を終えることによってランクアップが可能になる。
修行の手紙
大将へ
よう大将。元気か。
俺は今、安土だ。修行がてら昔の主のところにいるわけだな。
そうそう、織田信長さんのところだ。
他の刀連中や後世の人間は必要以上に持ち上げたり、恐れたりしてるが、
俺からすれば極めて常識的な、普通の人だよ。
まあ、当時の感覚では、という但し書きはつくかもしれないが。
大将へ
ん? 信長さんが普通の人とは思えないって?
じゃあそうだな、一つ例を挙げようか。
後世ではなんだか当時の迷信や信仰を否定する革新的人物みたいに言われることがあるが、
そんなことはない。
織田信長は程々に信仰を利用し、程々に信仰を否定する。……つまり普通の人だろう?
その証拠に、あの人は刀だった頃の俺をいつも持ち歩いている。
――切れ味に優れているが決して主を傷つけない。それが俺の背負った逸話だ。
迷信を否定するような人なら、わざわざ俺を選ばないと思わないか?
大将へ
天正10年5月29日。
俺は京に向かう信長さんの背を見送る。
今の俺も、信長さんが持ち歩いているこの当時の俺も、運命を変えることはできない。
もしこのとき俺に逸話のような不思議な力があれば、
信長さんは自害して果てることはなかったのだろうかね。
まあ、考えても仕方ないことだな。
残るのは、織田信長は俺を持ち歩き、それでも腹を切る羽目になった、という結果だけだ。
だが、今の俺は持ち歩かれるだけの守り刀じゃない。
こうして自分で動けるなら、やりようはいくらでもあるよな。
そろそろ帰る。俺は、今の俺にしかできないことをやるだけだ。
「生まれ変わった気分だ。なんつーか人助けしてみたい気分?改めて、よろしく頼むぜ大将」
性能
隠蔽が2位、生存・打撃が3位と高めだが、その反面必殺がワースト、衝力がワースト2位。守りに重点を置いた懐刀らしいステータスとなっている。
キャラクター像
粟田口共通の軍服に、兄一期一振と似たマントを羽織った、少しばかり大人びた姿になった。
修行前も審神者や兄弟を気に掛けていたが、審神者と過ごした月日と四日間の修業を経て、以前にも増して頼りになる兄貴分へと成長した。少し声が低くなっており、漢らしさにも拍車をかけている。
前の主織田信長の元へ行き、彼の姿を見て守り刀としての有るべき姿を改めて見出だした故か、審神者を気遣ってくれるセリフが増え、男らしいセリフも増えた。