被験体NO.48
ひけんたいなんばーよんはち
被験体NO.1919と同じく、被験体NO.69と共に組織が出す実験を乗り越え、外の世界に出る事を試みている。組織の命令に従う事を嫌っており、彼らが姿を現さないときは「エル」と自称していた。
アクシデントで被験体No.69の胸を触ってしまった日から、被験体No.1919が股間を押さえている姿に、彼の身に何が起きているかを察すると、彼に私物のエロ本を渡し、「とある事」をする様に教える、そしてその事がきっかけで、被験体No.1919と交流を持つ様になった。
被験者No.69とは幼馴染で、「世界中を旅し、誰も見たことのない生き物や場所を見つけたい」と言う夢を持っており、被験体No.69と共に脱走計画を立てていた。（既に脱走用のルートも発見していた）そして被験体No.1919をその脱走計画に誘い、「3人でここを出て夢を叶えよう」という約束をした。
だが段々と仲を深めていく被験体No.1919と被験体No.69に対し、何か思うところがある様で…？
組織が計画したファーストプランを通過した事もあって、被験体NO.1919上回る程のスピードとパワーを所有している。また、能力を使用した際は右目が光っていた。
そして、自分や他人の「未来」を見ることが出来る。
但し自由にコントロール出来る訳ではなく、突然その力が発揮する模様。
- Plott作品の関連キャラ
・ズィーベン...『混血のカレコレ』に登場する人物。彼女も組織の言いなりになる事を拒んでいる為、自ら「カンナ」と称したり、日々の研究で精神的に病んでいた人物を励ましたりした。
ネタバレ注意
幼少期の彼は両親から虐待されており、多額の金と引き換えに施設へと売られ、過酷な実験を受けていた。
そして、彼は被験体No.69こと、イブに好意を寄せていた。
だが彼女からは「恩人」として見られており、被験体No.1919と彼女が仲を深めていくのを見たり、彼女が被験体No.1919に「外に出たらデートがしたい」と告げ、彼が了承する会話を聞き（この時被験体No.1919は「エルじゃなくていいのか」と尋ねたが、彼女は「No.1919がいい」と譲らなかった）被験体No.1919に段々嫉妬心を募らせていく。
そして脱走計画当日、彼は被験体No.69の部屋に行くが、彼女が部屋におらず混乱していると、部屋に来たアルファに「2人にとってお前は邪魔者」「お前は裏切られた」と悪意のある言葉を投げつけられ、さらに「被験体No.1919と被験体No.69が逃げる」ビジョンを見て、自暴自棄となってしまう。
自暴自棄となった彼はアルファに協力し、出口まで来ていた被験体No.1919達を脱走者として捕まえようとし、「お前らが幸せになって、俺だけ不幸になるなんて許せない」「全員道連れにしてやる」と能力を覚醒させ、被験体No.1919と激しい戦闘を繰り広げるが、彼の圧倒的なスピードに追いつかず、敗北してしまう。
しかし裏切ったにもかかわらず、自身を連れてこうとする被験体No.1919に何故だと問いかけると、「道を外しそうになったら、助けるのが仲間だろ」と告げられる。
それを聞いた被験体No.48は彼等に謝罪し、彼等を逃すために敢えて囮になることを選び、彼と「ある約束」をする。
そしてその時、彼は「カエルパーカーの青年」と「仮面を被った豚」のビジョンを見た…。
