覇王ウォルニール
はおううぉるにーる
英語表記:High Lord Wolnir
エリア「カーサスの地下墓」のボスキャラクター。
かつては砂の国カーサスの王であり、周囲の国々の全てを征服し、夥しい屍の上に国を築いた覇王。
しかし何らかの理由で深淵に落ちた後、真の闇(=死)を恐れるようになり、かつて己が殺した聖職者の遺品である3つの腕輪と1振りの聖剣に縋り、深淵から這い上がろうとしている。
巨大な骸骨のような姿をしており、左手に2個、右手に1個ずつ光る腕輪を嵌めている。
下半身は既に深淵に蝕まれたのか存在せず、背骨には大量の人骨が張り付いている。
どうやら地下墓とは異なる場所に存在しているらしく、地下墓最奥に安置されている骸骨の遺杯に触れることにより戦うことが出来る。
闇と暗い靄に包まれた坂のような場所で戦うこととなる。
特徴としてウォルニールはあらゆる攻撃に高い耐性を持ち、ほとんどの攻撃が通用しない。
しかし腕輪には攻撃が通るため、腕輪を狙って攻撃しよう。
また、肋骨から下の部分には黒い靄が立ちこめており、触れると高いスリップダメージを受けてしまう。
序盤は巨大な腕を振り回したり、スケルトンを召喚して戦ってくる。威力は高いが大振りな為回避は容易。
一定時間が経過すると祈りを捧げるようなモーションと共に聖剣を召喚、攻撃してくる。
攻撃範囲が広がるほか、奇跡「神の怒り」のような衝撃波を放ってくるようになる。
ウォルニールは定期的に口から靄を吐き出す攻撃をしてくるが、この靄は上述の特性を持つため絶対に回避しなければならない。
しかし、プレイヤーの背後に壁が存在するエリアの構造とウォルニールが徐々に深淵から這い上がってくる都合上、プレイヤーは段々エリア端へと追い詰められていき、最終的には靄ブレスを避けるスペースが無くなる為実質的に詰む。
非常に珍しい時間制限付きのボス戦である。
3つの腕輪を全て破壊すると撃破。通常のボスのような霧化ではなく、深淵に落下する特殊モーションとなっている。
彼を倒すことにより手に入る「覇王ウォルニールのソウル」からは「ウォルニールの聖剣」か呪術「黒蛇」を錬成することができる。
前者は戦技により奇跡「神の怒り」を放つことが出来、後者は高い追尾性を持つ地を這う炎を繰り出す。
実は腕輪を破壊せずとも撃破可能。
初戦でのウォルニールはある程度近寄らなければ起動せず、起動前は状態異常が通るため一部の戦技や呪術で毒などにすればそれだけで勝てる。
なおこの方法で倒した場合は深淵に落ちず、他のボスと同じように霧化する。