概要
豊臣秀吉の姉・智子の息子。
新鬼武者では名前のみの登場。
活躍
叔父にあたる秀吉の養子となり、実子・鶴松の死後関白職を譲られる。
しかし秀吉の実子・秀頼が生まれると、用済みとなった自身は切腹を命じられるのではないか?と危機感を抱くようになったが、家臣・木村常隆介から「秀吉への謀反」の話をそそのかされたことで彼に反発するようになる。
それに合わせたかのように現れた高等幻魔・オフィーリアから「全てを手に入れられる強さ」という甘言に乗り、幻魔としての力を手に入れると同時に幻魔王・織田信長が封印された鬼の篭手を手に入れるため篭手が封印されている比叡山延暦寺を襲撃。
幻魔が踏み込めない強大な結界が張り巡らされていると知ると、それを破ることができる人間の軍を使って侵入し、かつての篭手の所持者で延暦寺の僧・南光坊天海(明智左馬介)と対峙する。
延暦寺の戦いでは天海の力の前に敗れそうになるが、ギルデンスタンが放ったかえでの姿を模した造魔の助けもあり、油断した天海を襲って鬼の篭手を強奪。篭手に封印された信長の力を解放し、圧倒的な力で天海を倒す。しかし篭手は阿倫と逃走した天海の捨て身の行動で半分に割られており、いずれ彼が残りの篭手の半分を取り戻しにくると判断し、自身の居城・聚楽第で待ち構える。
聚楽第での最終決戦では比叡山の戦いと同様、信長の力を解放して天海を追いつめるが、捨て身の行動を起こし秀次の体内で篭手を元に戻した天海が鬼武者に変身したことで敗北。
土壇場で詰めの一手を打ち損ねたのは全くもって自分らしいと笑いながら死亡した。
秀次の死後、彼の正室・側室・子供の39人は史実と同じく京都の三条河原で虐殺され、彼の居城だった聚楽第も豊臣軍によって破壊されたが、その跡地には徳川家の屋敷が建設された(『鬼武者 NIGHT OF GENESIS』より)。
また、地下は幻魔界に繋がっている描写があった。