概要
漫画『乙女怪獣キャラメリゼ』の登場人物で、主人公。
ちょっと暗めだが、一見するとごく普通の女子高生である。
実は感情の昂りによって体の一部が異様に変形してしまう特異体質の持ち主であり、手や足が怪獣のように変化したり、背中からトゲが生えてしまうことがある。
過去に体質のせいで他人から恐れられた事がトラウマになり、極端に人付き合いが苦手になってしまう。
他の生徒からも「メンヘラたん」などと呼ばれ冷やかされているが、人との関わりを絶っているだけで特に精神的におかしい訳ではない。
好きな音楽(恐らくデスメタル)を聞いたり、パンケーキを好むなど年相応な一面もある。
ある時、隣の席に座る南新汰との交流を深める内に特異体質が活性化してしまい……?
ハルゴン
恋愛感情から体質による変形が活性化し、巨大な怪獣となってしまった黒絵。
この状態でも自我は人間の時と変わらず、「体の中のモヤモヤが全部外に出たみたい」と快適である様子。
見た目通りその皮膚は頑強で、AH-64D攻撃ヘリの30mmチェーンガンすら「くすぐったい」程度。流石に鬱陶しくなってきた時には口から何か出そうになったが、新汰の姿を見て冷静になり不発に終わっている。
その後も感情の昂りに合わせて巨大化する機会があるが、人的被害はなく建造物の被害も微少のようだ。
初めて現れたのが隅田川の晴海あたりだったため、マスコミ等からハルゴンと名付けられた。
余談
名前の元ネタはレッドキング&ブラックキングか、レッドギラス&ブラックギラスと思われる。
ハルゴンの由来はおそらく初代ゴジラのスーツアクターであった中島春雄氏。
当初の構想では男主人公であったが、本作が少女漫画として連載が決定すると、怪獣に変化する主人公という設定はそのままに性別が変更された。