概要
ガールズ&パンツァーは、次回予告が「次回タイトルと予告絵1枚のみ」と言う当時の制作状況を表しているかのような内容で、情報に餓えた視聴者にとっては、公式サイトの次回予告に掲載される画像は貴重な情報源となっていた。
そんな中、大洗女子学園がプラウダ高校と戦った第63回戦車道全国高校生大会準決勝後半戦を描いた本編第9話の予告画像の1枚として掲載されたなかに、その立ち姿があった。
第8話が、カチューシャの罠にはまって寂れた教会に籠城する事になると言う展開だった為、軍神西住みほはこの状況にどう対応するのか視聴者が皆想像を膨らましていた中、公開された雪原での夜戦の中IV号戦車のキューポラの上にすっくと立ったその姿は
と言わざるをえない神々しくそして凛々しい姿だった。
軍神立ちの画像を見た誰もが、キューポラの上に立って前進・指揮する姿を想像したのは容易かったが、実際の第9話の中では、周囲の状況確認の為に数秒立って見せたにすぎなかった。しかし、本編そのものの面白さもあって期待を裏切ったと言う雰囲気にはまるでならず、逆に、西住みほの軍神イメージ強化に拍車がかかる状態となった。
なお「軍神立ち」と言う言葉は、2013年夏に発売されたアクタスの同人誌「とりあえずゴールしました皆さんお疲れ様でした本」にてプロデューサー丸山俊平が使用している。
中の人つながり
西住みほの声を担当した渕上舞が「蒼き鋼のアルペジオ」で演じたイオナについて、大戦艦ヒュウガが、イオナ姉様の素晴らしさを語ったの妄想に現れたイ401の上に立った姿を見た視聴者は、中の人が同じな事もあって「軍神立ちだ」と思ったものは少なくなかったと思われる。
ちなみにこのネタ。ガールズ&パンツァーよりも先に原作漫画で行われていた話をアレンジ再現したものなので(そもそも原作でのこのコマのイオナは2頭身で描かれている)、「ガルパンのパクリ」等と無知を曝すような事はしないように心掛けましょう。