退廃
7
たいはい
衰えてすたれること。崩れて荒れること。または、 道徳的な気風がすたれて健全な精神を失うこと。
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すべて見る人間嫌いな先生のもとへ遊びに行って何から何まで否定される話
タイトルの通りです。 暗い過去を持つキャラクターが参加するギャグシーンって何だかほっこりしていいですよね。 そのまま周りと仲良しこよしでいてくれって思うね。 ご自由にお使いください。 ご連絡等は不要です。3,492文字pixiv小説作品- 少女倫理
崇拝ノ雨
「さあほら、なんでも命令していいのよ?」早速彼女は命令を強請った。誘うような微笑み。直視できず、私は思わず視線を逸してしまう。……だって、彼女こそが私の主だ。そんな彼女に命令を下すなんて、分不相応にも程がある。 真っ直ぐ切り揃えられた髪型がトレードマークの最上級生・蛇原アヲイ(へびはら-)は、神秘的な雰囲気を持つ女生徒だ。冷然とした彼女を信仰する派閥があった。慈愛に溢れた甘言が、下級生達を優しく操る。猫島迷子(ねこじまめいこ)は、そんな彼女を妄信的に崇拝する女生徒のうちの一人だった。その日は雨が降っていた。音楽室でただ雨止みを待つには退屈だと、蛇原は言う。 ──深愛なる貴女と、朽ちていく。……少女同士の憧憬、敬愛、葛藤、そして倒錯。それは閉鎖的な女学院という環境で惹かれ合う、少女達の耽美的で、退廃的な病。少女達の心理叙述に焦点を置いた、全編8話のパラノイア・プラトニック・ライトミステリー。3,165文字pixiv小説作品 夜遊びからの帰り、明け方のアパートの通路でお隣さんが一服しながら出迎えてくれるお話
タイトルの通りです。 あまり書かない感じのやつなので、普段のやつとはちょっと違ったやつになってるかもしれません。 お人によっては好きじゃない感じのやつかもしれませんので、そこはご了承的なやつでお願いします。 ご自由にお使いください。 ご連絡等は不要です。2,745文字pixiv小説作品- 少女倫理
敬慕ノ色
それは告白のように響いた。意識の外で高鳴りだす、心音。手を伸ばせば届く距離に、貴女が居る。「だから。……私のために、嘘を吐いてくれませんか」 鹿賀美咲(かがみさき)は、芸術家としての才能と、的を射る物言いから他の生徒から一目置かれていた。彼女が制作に励む美術室に、頻繁に足を運ぶ者がいる。狼谷聖弓(かみやまさみ)。博識で弁が立ち、明朗快活。歳上とも優に渡り合える飄々とした態度で情報屋としても名を馳せていたが、しかし彼女は嘘吐きだった。捉えどころのない人物としても定評がある。そんな二人が、絵画という創作物を通じて夢見るものは。 ──深愛なる貴女と、朽ちていく。……少女同士の憧憬、敬愛、葛藤、そして倒錯。それは閉鎖的な女学院という環境で惹かれ合う、少女達の耽美的で、退廃的な病。少女達の心理叙述に焦点を置いた、全編8話のパラノイア・プラトニック・ライトミステリー。3,016文字pixiv小説作品 バイト先の危うい雰囲気の先輩に誘われ、アパートにのこのこやってきた話
タイトルの通りです。 ちょっと自己愛に欠けている方を見かけると、私の心に潜む山下真司が騒ぎ出します。 その方の横っ面にビンタして、すかさず抱きしめて、わんわん泣き出したい。相手からしたら迷惑この上ないですね。 ご自由にお使いください。 ご連絡等は不要です。3,197文字pixiv小説作品- 少女倫理
寵愛ノ時
「ああ、そうだ。紗代。……きみが望むなら、ぼくはきみを、どこまでも攫っていってあげよう」近寄る悠先輩の顔に、自然と目蓋が降りていきます。彼女は私に、そっと口づけをしてくれました。それはまるで、おとぎの国の王子様の、誓いのキスのようでした。 ころころと鈴の鳴るような声に小動物のような愛嬌を感じさせる、一年生の犬塚紗代(いぬづかさよ)。多く上級生に愛される彼女は、いつでもトラブルの渦中にいた。その自覚もなく純粋無垢な彼女の周りで、言い争いは日々絶えない。そのうちに見兼ねた一人の女生徒が割って入った。運動神経の高さから「王子」と呼称されることも多い、圧倒的な人気を誇る鷹井悠(たかいはるか)。これは平穏なままで居られなかった、彼女達の話。 ──深愛なる貴女と、朽ちていく。……少女同士の憧憬、敬愛、葛藤、そして倒錯。それは閉鎖的な女学院という環境で惹かれ合う、少女達の耽美的で、退廃的な病。少女達の心理叙述に焦点を置いた、全編8話のパラノイア・プラトニック・ライトミステリー。2,318文字pixiv小説作品 - 少女倫理
狂想ノ曲B
彼女の言うことはきっと正しい。だから間違っていると思った。まっすぐ、人を好きになる。それだけのことが、私達には難しいのだ。 「残念ながら、〈吸血鬼〉はこの学内に存在しない。いや、学内どころか現実にいるわけがないんだよ。いくら少女達が信じていようと、所詮は少女達の憧憬と理想が込められた架空の話だ」彼女はそう言って、もっともらしく話を否定しようとした。…だが。私はこれまで何度か〈吸血鬼〉の噂を聞いたことがあった。保健室から寮への帰路で、彼女が私に告げる真実と、告白。そして私は、彼女達の選択の意味と倫理を、理解する。 ──深愛なる貴女と、朽ちていく。……少女同士の憧憬、敬愛、葛藤、そして倒錯。それは閉鎖的な女学院という環境で惹かれ合う、少女達の耽美的で、退廃的な病。少女達の心理叙述に焦点を置いた、全編8話のパラノイア・プラトニック・ライトミステリー。9,899文字pixiv小説作品