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「殺せ・・・巫女を殺せ!!」


概要編集

CV納谷六朗


古き神話の時代より陽と月の巫女、そして剣神天叢雲剣と戦いを繰り広げてきた邪神。

普段は黒い太陽のような姿をしているが、戦闘時には武夜御鳴神を中心に全てのオロチロボが合体し、メイン画像の姿に変貌する。

その戦闘力は凄まじく、(本来のパイロットでない為全力ではないにしても)他のオロチロボを瞬殺した剣神天群雲剣の攻撃を全く受け付けず、逆に大破に追い込んだ。

しかし、あんなことやこんなことをした後に巫女として完全に覚醒した姫子と千歌音と、フルパワー状態となった剣神天群雲剣にボディを破壊され、再び黒い太陽の姿になって逃走。

最後は復活した武夜御鳴神の日輪光烈大撃破によって撃破され、消滅した。


しかし、オロチは人の持つ負の感情がある限り何度でも蘇るらしく、コミック版が「だが人の心に闇がある限り、そこを見上げて気づく者が現れるだろう」という言葉で締めくくられている事からして、オロチと巫女の戦いはまだまだ続くものと思われる。


なお、オロチ衆の事は単なる手駒としか思っておらず、千歌音にオロチが全滅させられても平然としていた。


武装編集

設定上は全てのオロチロボの技を使えるが、神無月の巫女自体が百合重点の為披露する機会は無かった。


肩からのビーム(正式名称不明)編集

肩の二つの顔から打ち出す破壊光線。

アニメでは剣神天群雲剣に対する威嚇射撃のように使用。


腹からのビーム(正式名称不明)編集

腹の顔の口が開き、そこから撃ち出される破壊光線。

模写からしてオロチの武装の中では最大の威力を誇ると思われ、本編でも剣神天群雲剣を一撃で吹き飛ばした。


剣(正式名称不明)編集

満身創痍でも立ち上がる剣神天群雲剣に対し「お前と同じ土俵で戦ってやろう」と取り出した剣。

ここだけ聞くとどうという事はないのだが、この剣実はとんでもない所から取り出している。


噛み付き編集

肩アーマーや腹部の牙を使った噛み付き。

活動不能に追い込まれた剣神天群雲剣の装甲を噛み砕いた。


八重螺旋並行世界編集

別名オロチシステム。

最後の片方の巫女が命を落とすと、世界の弾の入ったリボルバーが回転して次の世界が装填されるという物。

これは、各オロチが望んだ世界に近い世界になるが、神無月で見た世界をオロチ8人も一緒に過ごしてる為、大きく変わった世界にはならず、時期が来ればオロチと巫女の戦いが繰り返される。

つまり、このシステムがある限り姫子と千歌音が幸せになる事は永遠に無いのである。


どの世界でも姫子はこの世界の終わりを感じると無意識に写真や絵など、思い出を残すような行動をする。


余談編集

オロチのマスク部分はムラクモのマスク部分と酷似しているが、二体の間に血縁関係(ロボだから「油縁関係」だろうか)のような物があるかどうかは不明。

もしかするとオロチ自体ムラクモの劣化コピーとして作られた存在だったのかも知れない。


日本神話における八岐大蛇というのは、大和朝廷によって淘汰された日本の先住民族を比喩しているとされ、この世に恨みを抱いてオロチの力を得たオロチ衆も、彼等と同じようにこの世から拒絶され、淘汰された悲しい者達とも取れる。


なお、上の八重螺旋並行世界を使って姫千歌を縛り付けている事からムラクモのように神無月ファンからは嫌われている場合が多い。


関連イラスト編集


関連タグ編集

神無月の巫女 オロチロボ ラスボス

邪神 八岐大蛇

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