不思議な扉、一緒に開けてみない?
概要
週刊コロコロコミックにて田村光久によって連載されている漫画。
原型は別冊コロコロコミック2020年8月号にて掲載された同名の読み切り作品。
同誌10月号にて再び掲載されたのち、2022年3月15日から週刊コロコロコミックでの連載がスタートして2023年10月9日の掲載を最後に連載終了。
2022年9月28日にコミックス第1巻が発売。、2023年10月27日に最終巻となる第2巻が電子書籍のみ販売。
ストーリー
都市伝説と戦う謎めく先生が登場! 謎のベールに包まれた先生・ウラモンが、危険な都市伝説から生徒を守るため数々の怪事件を暴く!!
タイトル通り都市伝説と学校モノを題材としたホラー漫画。
主人公・ウラモンとその生徒たちが、日常に潜む都市伝説を暴いていくストーリーが特徴的。
登場人物
小学校のメンバー
古ノ裏門戸
主人公。謎の多い小学校教師。通称ウラモン。一人称は「ボク」。丁寧な物腰で話す心優しい青年。
青いジャケットの上に白衣を羽織り、右手に開いた鍵穴を隠すため黒手袋を着けている。
夜の見回りに震え、物音に過剰に反応したりとビビリな面が目立つが、生徒のために奮闘する勇気も持ち合わせている。
右手の鍵穴に頭の鍵を差し込んで右腕を光り輝く巨大な腕へと変化させて戦う。『強制送還』『強制開放』といった技を使用する。
生徒たち
神山カイキ
(画像中央のキャラクター)
都市伝説大好きな小学5年生。一人称は「オレ」。某弁護士を彷彿とさせるツンツン頭。
世間の謎を解明するべく「都市伝説倶楽部」を結成し、あちこちに首を突っ込むため、彼が原因となって話が始まることもしばしば。
一方、都市伝説の正体を一目で言い当てたり、友人が助かるきっかけを作ったり、その知識力はピカイチ。
ロジィ曰く、「異界に好かれやすい性質」を持つらしいが……?
小針鈴虫
カイキのクラスメイトで都市伝説倶楽部のメンバー。一人称は「ボク」で、すずむと呼ばれている。
中性的で小柄な少年。
周囲が見えなくなるカイキに突っ込んだりと常識的な性格。
亀山大
カイキのクラスメイトで都市伝説俱楽部のメンバー。大柄な少年。あだ名は大ちゃん。
滅多に喋らないが、感情豊か。
都市伝説に襲われそうになったカイキを抱えて逃げるなど咄嗟の出来事への対応力が高い。
月岡月
(画像右のキャラクター)
カイキのクラスメイト。名前はルナ。青いロングヘアーの女子生徒。オカルトには否定的で、カイキがウラモンの腕の秘密を暴露してもまるで信じなかった。
しかし、猫の国に迷い込む経験や緑のちいさいおっさんを目撃してからはその考えを改めつつある。
姫川りんご
カイキのクラスメイト。茶髪のツインテールにピンクのワンピースの女子生徒。月とは逆にオカルトに興味津々。
久比岐うしみつ
壁新聞を担当している男子生徒。牛柄の服を着ている。
新聞のネタに困り、架空の都市伝説「あぎょうさん」の話を掲載したところ人気が出るが、同時に被害者も出てしまい……。
都市伝説
ロジィ
自称・しがない商売人の怪しげな雰囲気の男性。
カイキからは「足売りババァ」ではないかと思われていたが、「あっしはババァじゃありませんがね」と否定している。
超人的な足や腕を売りつけて身体を乗っ取り頭の回収を試みたり、噂を流しておびき寄せようとするなど、カイキに執着を見せているが、その行動原理は謎に満ちている。
猫又
もみじのような模様が特徴の猫又。地域の猫達のボス。地域を見守っている。
超常現象対策部隊
オカルトや都市伝説絡みの案件に関わり、怪異への対処・隠蔽・収拾を担当している。
葛切影千夜
超常現象対策部隊・三尉。一人称は「オレ」のクールな男性(?)。おモチとは対照的に背が小さい。
寡黙で厳しい性格をしているが、天然じみた言動をする場面もあり、ウラモンから突っ込まれている。
葛切おモチ
超常現象対策部隊に所属する女性。サイドで髪を結んでおり、巫女服の装いをしている。
影千夜とは対照的にとても背が高く、成人男性を抱えて振り回せるほどの怪力。
仲間を「モンちゃん」「影ちー」など気の抜けたあだ名で呼ぶ。
祟目兇座
超常現象対策部隊所属の男性。目元に「呪」のペイントをしており、厨二病的な言動をする。
専門は「呪い」で武器は大鎌。ウラモンの後輩にあたるらしい。
ウラモンの実力を試すべく「オトリバコ」を持ち出して勝負を挑むが……?