概要
声:金丸淳一(アニメDVD版・アニメ映画版)
演:大村まなる(実写映画版)
通称ピヨ彦。サッキーというあだ名もある。
17歳(初登場時)の青年。ギタリストを夢見て進学、就職を蹴って上京するも、謎の笛吹き男ジャガージュン市と出会い、てんやわんやの日々を送るハメになる。
ガリクソンプロダクションの生徒として寮に入るが、コンビを組むはずだった男がトラブルで逃げ出してしまい、プロダクションスタッフのセガールの個人的事情から笛吹きのジャガーとユニットを組まされることに。そのため「ガリ寮」ではジャガーと同部屋。
笛職人の息子で、珍笛そのものに関する観察力は天性のものと勘違いされ、ジャガーと父から勝手に珍笛界の未来を託されている。のちに勝手に笛専門店「ぴよひこ堂」の店主にされてしまった。
かつては笛職人である父を慕っていたが、転校初日に父がクラスメイトに気持ち悪い珍笛を送ってドン引きされたトラウマから父に対して反抗的になり、笛そのものにも抵抗心が生まれた。そのため作中では笛を吹くことは頑なに拒んでいる。(番外編や実写映画版では抵抗なく笛を扱っている)
とはいえ父との関係は険悪というわけでもなく、反抗しながらも普通の親子関係を保っている。
「フラワーショップY」のアルバイトもしている。
なぜかジャガーの超能力のビジョン(スタンド)がピヨ彦の姿そっくりで、スタンドのダメージフィードバックは本体ではなくピヨ彦に行ってしまう。
性格
ジャガーと並ぶ本作のもう一人の主人公であり、本作随一の常識人。
そのため語り手・ツッコミ役・リアクション役であることが多く『マサルさん』のフーミンと同じポジション。
ジャガーもピヨ彦とは気があうようで、ピヨ彦のことを気遣う場面があったり、「どれだけ非常識な行動をしてもピヨ彦が全くツッコんでくれない悪夢」を見て困惑したりした。
本作の登場人物の中では特に常識的な感覚・言動が多く、基本的には純粋で優しい性格。
ただし、あまりにも呆れた言動(特に父やハマーさんの)に対しては辛辣な対応をすることもある。
しばしば度胸がなくて行動を躊躇する場面やビビリな場面があり、気が弱い面が見られる。
お人好しなせいか巻き込まれ体質で、ジャガーをはじめとした周囲の人に振り回されがち。
一方で悪ノリしてジャガーらに行動を合わせてしまうことも。
ギタリストを目指している一方で演奏は特別うまいわけでもないようで、作中の芸能プロデューサー「つんこ」にも相手にされなかった。
ビリヤードの経験があり、隠れた特技である。
一人の時のテンションが高い。あひゅー!
中の人である金丸淳一氏は作者の前作『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』の登場人物、藤山起目粒(フーミン)も演じており、キャラのポジションも同じである。