概要
サンデー8月号で付録プロモーション・カードとして登場したカード。
サンデー連載の漫画「マギ」とのコラボ・カードで、同漫画の作者「大高忍」氏がイラストレーターを務めている。
後に再録され、その時は「油屋トンビ」氏によって、よりデュエマらしいイラストにリメイクされている。
カードテキスト
金属器の精獣(ジン) カーリ・ガネージャー P 水/火文明 (4)
進化クリーチャー:マジカル・モンスター 6000
マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。
進化-自分の水または火のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。
W・ブレイカー
詳細
固有種族「マジカル・モンスター」を持つ進化クリーチャーである。とはいえ、進化元に要求されるのは水か火のクリーチャーなので使いやすい。
場に出た時または攻撃する時にカードを一枚引くことができる能力を持つ。
サイズが軽い上に最低限のスペックを備え、さらに手札を切らすことなく攻めることができるためかなり優秀。
コスト2帯のマナブーストあるいはマナ軽減応力持ちのクリーチャーとは相性が良く、最速3ターン目からビートできる。
序盤から中盤、場合によっては終盤のフィニッシャーまでこなせるので、色が合うなら採用の価値はある。
初収録時のイラストを手掛けた大高忍氏によると、上半身の女性体の部分にしっかり乳首を描いてしまったらしいのだが、進化マークのエフェクトで隠されている。過度の露出は控えようということだろう。トンビ氏によるリメイク版ではしっかりと服を着ている。
リメイク版を手掛けた油屋トンビ氏曰く、
「とあるアニメで丸出しのキャラが出た時、肌が青いとはいえデュエマだったら修正だろうなあ・・・ってあれ!?みたいな感じで放送が始まってしばらくしてから気付いたのですが。同名のカードの再録版という事で、一部を除いて元のデザインを尊重するよう努めました。一部、というのがかなり重要な部分とは存じますが、原作ファンの皆様にお許しいただけたなら幸いです。」
とのこと。
余談
このカードはサンデーの漫画「マギ」と世界観を共有するコラボカードである。
冠詞の「金属器のジン(精獣)」とは、ウーゴくんを始めとする、金属器に宿る伝説の精霊達が元ネタであろう。
「カーリ」はインド神話の女神「カーリー」が、「ガネージャー」はヒンドゥー教神話の神「ガネーシャ」が元ネタと思われる。
カーリーは多腕の女神であり、ガネーシャは象頭人身の神なので、ちょうどイラストとも合致する。