概要
「忍玉-腐」の記事も参照。
漫画『落第忍者乱太郎』及びアニメ『忍たま乱太郎』の鉢屋三郎×不破雷蔵のBLカップリング。
鉢屋三郎は変装の名人であり、普段は不破雷蔵に成りすましている。
また、雷蔵もそれに対しては許容しているらしい。(18期82話参照)
三郎は原作、アニメ共に現在まで自分の素顔を晒したことは一度もなく、その為人物紹介やアニメのOP、EDも全て雷蔵の姿で登場する。
同じクラスであり、常に行動を共にしている事から原作では『五年ろ組の名物コンビ』と呼ばれている。
またファンの間では『双忍』という名が広く定着している。こちらは二人が双子の様な容姿でよく共に行動していることから、忍者の術の一つ双忍の術から名前を借りてそう呼ばれる様になったもの。(詳細は双忍の項参照)
(この2人の神回は、『雑渡昆奈門を倒せの段』、『里芋行者の結婚の段』、『見破られた変装の段』、『豆を移す習の段』~『補習の成果の段』、『Aランチ?Bランチ?の段』 、『研ぎ澄まされた心の段』、『自分の顔の段』、『胸を張れの段』、映画『忍術学園全員出動!の段』
詳細はネタバレ参照。
名(迷)台詞も多く、まさに公式が最大手。
漫画では、18巻、44巻、51巻をバイブルとされている鉢雷クラスタなお姉さま方が多い。
「不破雷蔵あるところ、鉢屋三郎ありさ!!」
※ネタバレ注意(アニメ、映画、ドラマCD)
神回紹介
かなりネタバレ含みます。
閲覧注意!
6期55話『実践に強い!の段』
双忍として共闘している。
17期4話『里芋行者の結婚』
言わずと知れた鉢雷神回。作画も神回。
「不破雷蔵あるところ、鉢屋三郎ありさ!!」は最早名言。
別名、公式stk宣言。
18期72話『雑渡昆奈門を倒せの段』
「悩んでいる雷蔵をボコボコにしてはいけないとゆう忍たま乱太郎のお約束をしらないのか!」という三郎ルールが存在する。
この時、5年生の中で昆奈門と戦う順序が決められていたにもかかわらず、それを無視して飛び出してしまう。
6年生曰く、「のせられたな。」
18期82話『見破られた変装の段』
雷蔵お茶目回。
乱太郎、きり丸、しんべヱに対し、「僕は不破雷蔵に変装した鉢屋三郎だ!」と雷蔵が3人をからかうシーンがある。
その後、鉢屋に会った3人は、「ややこしいから元の顔でいて欲しい」と懇願するものの、「雷蔵は別に迷惑していないようだが…」と発言。雷蔵基準で考えている事が窺える。
さらに「元の顔を忘れてしまった。」と言って雷蔵以外の変装を行うが、最終的には「やっぱり雷蔵が1番落ち着く(^^)」だ、そうです。
また、この回から2人が日常的に2人で鍛錬したり、食事をしている事が判明した。
18期~21期は双忍祭り。
特に21期、36話『豆を移す習の段』~42話『補習の成果の段』は双忍強化週間。
名言(迷言)再び。
三郎が雷蔵の背後にぴったりと寄り添った状態から突如背後霊の様に現れるという人間離れした登場をし視聴者の度肝を抜く。
それに対しまったく動じず当たり前のように挨拶し会話を始める雷蔵もツッコまれるべきである。
39話『八方斎のカラクリの段』では三郎が刺客から毒針を顔面にくらってしまうが、
その際三郎は「大事な雷蔵のマスクによくも針を打ち込んでくれたな!」と刺客に対し怒りを露わにし、
乱太郎、きり丸、しんべヱから「怒る方向そっち?」と冷静なツッコミを受ける。
23期18話『Aランチ?Bランチ?の段』
23期開始早々に放送された問題回。
心まで雷蔵になりきって変装する為迷い癖が出て授業中は他の五年生に変装して過ごしていた三郎と、最近他の五年生の姿でいる事が多くなった三郎に「僕の顔に飽きてしまったんじゃ」と不安になる雷蔵の回。紛うことなき公式が最大手。
食堂のおばちゃんから変装して自分を見失うようではと諭され反省した三郎が雷蔵に謝らなければと図書室へ行き背を向ける雷蔵に話し掛けるシーンは「本当に子供向け番組か?」と心配になるほど。
三郎は心まで雷蔵になりきって迷い癖が出ることをどこか誇らしげに乱きりしんに語っており、また雷蔵の姿に「戻った」と話していたり傷付いてると知らない筈の雷蔵に他の人へ変装していたことを謝ろうとしていたりと、雷蔵を気遣いつつも変装をやめるつもりは全くなく、また今まで人の良さから変装を許容しているのだと思われた雷蔵も時に涙目になりつつ傷付いた様子を見せるなど、許容しているだけでなくそれを望んでいたという一面が見られ、互いに想い合っている姿がお茶の間に放送された。
24期29話『研ぎ澄まされた心の段』
双忍メイン回。
三郎が洗顔で雷蔵のマスクを落としてしまった際、雷蔵は「僕に変装した顔が外れてる。」と冷静に指摘した。その際の三郎の慌てぶりから、三郎はその際なんの変装もしていなかったのではないかという疑惑が生まれた。そうだと仮定すると、雷蔵の落ち着きぶりは見慣れているからなのでは?と考えることもできる。
雷蔵の「付き合うよ。」は破壊力抜群である。
28期35話『中在家先輩みたいに…の段』
図書委員会内での雷蔵メイン回。
三郎のセリフはひとつも無いが、雷蔵の変装をしたまま寝る三郎の姿が映された。
また、三郎と雷蔵の自室は布団が近いことが判明した。衝立もない。あの六年は組の同室ですら衝立があるというのに……。
物語終盤の雷蔵の笑い方にもご注目あれ。雷蔵の笑顔に三郎を垣間見ることだろう。
29期20話『お魚の英雄の段』
「変装の達人としてのプライドだ!」
「三郎の気持ち、よく分かる!」
「雷蔵ありがとう。雷蔵だけにはわかってもらえると思っていた。」
29期28話『胸を張れの段』
学級回の皮を被った鉢雷回。
勘右衛門に「雷蔵の変装は飽きないの?」と聞かれ、乱きりしんや勘右衛門の変装をするも、雷蔵の寝顔を見て「やっぱり不破雷蔵に変装してるのが1番いいや。」と言い雷蔵の顔に戻るという鉢雷回。この話のメインを聞くと誰もが三郎と雷蔵を答えるだろう。
三郎が雷蔵の顔に戻り隣に座る際、「帰ってきた!」というセリフとともに寝ている雷蔵の手の隣に三郎が手を置くだけの手をアップにしたカットが存在する。
映画『忍術学園全員出動!の段』
学園内で宿題が入れ替わった事により、混乱した雷蔵はいつもの迷い癖の為に宿題を出来ず、特命チームに鉢屋と共に配属される。特命チームメンバー紹介の際、三郎の紹介では、「雷蔵はしょうがないなあ。(雷蔵の)付き合いで宿題放棄!5年ろ組、鉢屋三郎!」と名言発言。
この事から、お前ら夏休み中ずっと一緒にいたのか?という疑問が湧く事となる。
ちなみにその際、鉢屋三郎の紹介テロップに書いてある『比翼の鳥』『連理の枝』『一膳の箸』『把手共行』『碎啄同時』は何れも仲の良い二人、離れがたい二人を示すもの。
特に前二つ『比翼の鳥』『連理の枝』は古くより夫婦の仲の良い様子、男女の愛情、契りが深いときに例える言葉というとんでもないもの。
男同士の友情を指し示す時にチョイスしてはいけない。
『一膳の箸』二つ揃って一つ『把手共行』手を取り合い共に進む『碎啄同時』二人の息がぴったりと合う様。
また、雷蔵が負傷した際には、負傷した本人以上に三郎が取り乱す。
普段絶対に素顔を見せようとしない三郎の面が取れかかるほどには取り乱す。
ドラマCD『図書委員会の段』
名言(迷言)再び。
久作を怒らせたからと蔵書整理を手伝ったり(久作曰く、別に怒っちゃいません)委員会へ行くきり丸の代わりにバイトへ行ったりと何故か三郎も図書委員会と交流深い様子を見せた。
ドラマCD『学級委員長委員会の段』
雷蔵に変装する理由について聞かれた三郎が、雷蔵の変装をするのは変装しやすい顔だからと答え「それだけか」と陰から聞いていた雷蔵をがっかりさせる。(変装を許容してはいるが、何故自分の変装をしているかは雷蔵も気になるところらしい)
三郎の頼みで直々のレッスンを受け三郎の声帯模写を会得した雷蔵だったが、雰囲気が優しい上ぎこちないので三郎に成り済ますには問題があるようだ。
ドラマCD『五年生の段』
一、「五年生の課外授業」の段
雷蔵にとっての三郎の変装は自分のアイデンティティを形成する物の内の一つらしい。
二、「一番強いのは誰?」の段
乱太郎、きり丸、しんべヱの3人組に、雷蔵に変装している理由を利かれた際、「どこかに(雷蔵に対する)憧れがあるのだと思う」と話し、五年生で最も強い人は?と言う問いには「雷蔵」と即答していた。
四、「仲直りのさせ方」の段
双忍喧嘩話。滅多に喧嘩をしない二人だが喧嘩すると如何に周囲が迷惑するかが分かる回。
他学年、教師陣をも迷惑させた。