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カードとしての能力
| 鎧亜の凄技ジョゼ・ウィルバート |
| SR 光/水/火文明 コスト6 |
| クリーチャー：ロスト・クルセイダー 5000 |
| このクリーチャーが攻撃する時、相手プレイヤーとジャンケンで勝敗を決める。自分が勝った場合、そのターン、このクリーチャーは「T・ブレイカー」を得る。 |
| このクリーチャーが破壊される時、相手プレイヤーとジャンケンで勝敗を決める。自分が勝った場合、このクリーチャーを墓地に置くかわりに手札に戻す。 |
概要
DM-25「極神編 第2弾 人造神の創造」にて登場したクリーチャー。
攻撃した際にジャンケンに勝てばT・ブレイカーを得たり、破壊された際にジャンケンに勝てば手札に戻せるという、能力全てが「ジャンケン」に関係している能力になっている。
基本的に確率は1/2であり、ここぞというところでジャンケンに負けてしまい、効果が発動しない場合もあるため、能力の発動は不安定である。しかし、登場当時はコスト6以下のT・ブレイカーは数が少なかったため、その点で貴重な一枚になっていた。
そもそも、1つ目の効果はT・ブレイカーを得るだけであり、パワーは上昇しないため、シールドブレイクする時はパワー5000の非力なクリーチャーであり、ブロッカーなどで簡単に破壊されてしまうことが多い。それを2つ目の能力で補っているのだが、自身はスピードアタッカーを持っていないので、手札に戻っても恩恵は薄い。
そのため、性能面としては最早見るところはないが、初の3色クリーチャー且つ初のジャンケンをするクリーチャーという点もあり、デュエル・マスターズの歴史で一種の契機になったクリーチャーであることは間違いない。
余談
- このクリーチャーのレアリティはまさかのSR(スーパーレア)。しかし、このカードが収録されたパックでは、強力なSRが多数存在していた(特に龍仙ロマネスクなど)ということもあり、ネタカードのような能力を持つこのクリーチャーは、残念ながらハズレア扱いにされることが多い。せっかく初めて登場した3色クリーチャー且つ初のジャンケンをするクリーチャーなのに…。
- このクリーチャーに無限掌とフル・コマンド(などのように、アンタップしているクリーチャーに対しても攻撃できる能力を付与できるカード)を使用すると、既にT・ブレイカーを得ている状態でも、何度もじゃんけんをすることになるので、かなりの嫌がらせになることも。
- 実はDMR-04で無限王ハカイ・デストロイヤーと希望の守り手クラップが登場するまで、光/水/火文明の多色クリーチャーはこれだけであった。
- 前述の初のジャンケンに関連した能力を持ったクリーチャーである点に注目されたのか、DMEX-08でまさかの再録。なお、これによって、DM-25で再録されていないSRのカードは魔魂葬のサードニクスだけになった。
- その一方で、デュエル・マスターズ プレイスでは、他のDM-25で収録されたSRのカードとは異なり、2024年9月現在も実装されていない。
