概要
山芋が粘り気が強くて甘味が強くネバネバしているのに対して、長芋は水分が多く味が淡白で、短冊状に切って醤油等をかけていただいたり、大きめに切って汁物に入れて熱していただいたりする(食感は熱したジャガイモをネバネバさせた感じで、ジャガイモの偽物などと言ってはいけない)。
細長い棒状の形態が特徴的な芋の一種。自然薯もこの仲間だが、両者には「栽培品」と「天然物」という違いがあり、自然薯の方が上等なものとされる。
水分を多く含み、調理法は生のまま摺り下ろす「とろろ」がよく知られている。
またシュウ酸を多く含むため肌につくと痒みを生じるが、これはレモン汁や酢で対処可能。シュウ酸の細かいトゲが皮膚に刺さって痒みを生じさせるため、酸性の液体であるレモン汁や酢はシュウ酸のトゲを溶かすのである。
山芋の記事を参照。