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概要編集

総画数は10画。部首は「門」。

字義(文字が意味する事柄)は「物陰から急に飛び出して人を驚かせるときに発する声」(新漢語林 第二版より)。

発音は「コク」「ワク」「カク」「セン」など(いずれも音読みで、訓読みは存在しない)。

総画数10
部首
字義物陰から急に飛び出して人を驚かせるときに発する声
発音(音読み)コク ワク カク セン
発音(訓読み)(無し)

日本語文字セットの規格では、「JIS X 0212」「AdobeJapan1-6」には含まれているが、「JIS X 0213」には含まれていない。

前者はメイリオ、後者は游ゴシック体などで表示可能だが、ヒラギノの日本語フォントではほとんどの環境で表示できない。



余談編集

「閄」は「ものかげからきゅうにとびだしてひとをおどろかせるときにはっするこえ」というやたらと長い訓読みを持つとされる事でしばしば有名であるが、実際にはこのような読み方は存在しない。この「ものかげからきゅうにとびだしてひとをおどろかせるときにはっするこえ」は実際には漢和辞典の字義解説として掲載された物である。



創作物での使用例編集

  • 江戸時代の浮世絵師・振鷺亭による噺本『会談興晤雅話』(ここでは「ももん」と読んでいる)に使われている。
  • 卑屈P氏による楽曲『なんだかとっても!いいかんじ』の歌詞で「閄」が「ものかげからきゅうにとびだしてひとをおどろかせるときにはっするこえ」の読みで使用されている。

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