現状
開運商法とは、これを買えば願いが叶うとして高額な商品を売る商法である。
雑誌広告での販売が主な時代に開運商法は問題になったが、スマホが普及して以降は雑誌広告からネットフリマ(アプリ)に移行した。
以前の雑誌広告での開運商法は、広告費も投じていることもあって専業の業者が殆どだったが、現代はフリマ出品の手軽さから、過去の雑誌開運業者の他、個人も多く参入している。
顔が見えず誰でもプロフィール上では霊能者を手軽に名乗れるため、人気の金儲けとなっている。
対面占い師にあるストーカー被害も無い安全性や、誰にも会わず家の中で完結できる商売の為、ニートもノリで参入する勢いである。月100万以上売り上げている自称霊能者は多数だが納税しているのか疑問だ。
ネットフリマは複数あるが、開運商法は主にメルカリが賑わっている。
商品
一粒石、ブレスレット、キーホルダー、ペンダント、おふだ、瓶入り小石、あみぐるみ、形の無い祈祷、塩、ヒーリング、呪い代行など。
最近バブルが起きており、参入者が多いのが霊石というジャンルである。
これには龍神や座敷童子など神霊を宿しており、ご利益を与えてくれるとされ大人気だ。
欲しい効能や商品をリクエストすると出品してくれる自称霊能者も多い。
叶うとされる欲望は、無数に存在する。
・宝くじ高額当選・ギャンブル大勝利・一攫千金・強制縁結び・パワハラからの防御・全てが上手くいく・最高位の座敷童子が憑く・最強の龍神様が憑く・守護霊がパワーアップする・棚からぼたもち式の幸運が全て与えられる、というように無数のご利益がある。
ネットフリマでの開運商法の実態↓
一昔前の販売方法
ネットが発達する以前は、開運商法といえば雑誌広告であった。雑誌広告
主な商材はパワーストーンブレスレットやキーホルダーだった。
開運商法が元ネタの札束風呂は今でも有名である。