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ライトノベル『陰からマモル!』のキャラクター。同作の主人公。


概要編集

CV:私市淳


戦国時代より400年以上続く忍者の一族「陰守家」の嫡男。


本人は凄腕の忍で素顔はなかなかのイケメンであったりするのだが、普段は瓶底メガネにボサボサ頭のぼんやりとしたもっさいダサメン高校生として過ごしている。また自身が忍者である事は極秘であるため、その手の話題が出てくるとシラを切り全力で話題をはぐらかす。


その使命は陰守家の隣家である「紺若家」の一人娘である紺若ゆうなを守護し、彼女の血筋を後世まで守り伝え続ける事。(なぜそうなるかは親記事を参照)

普段、ダサメンとして過ごしているのは、陰守家の使命に従い、まかり間違ってもゆうなに自身への好意を誘発させないため。


弱点編集

幼い頃、クマに襲撃を受けて命からがらの思いをした経験があり、それがトラウマとなっている。その後「クマを恐れるとは情けない」と激怒した父の策略によってパンダにまで襲われ、トラウマが増強された。そのため、この2種の動物を前にすると理性が飛んで野生化・暴走してしまう。


一方で使命一途に生きてきたことから、非常に純情で女性への視覚的耐性が弱い。多少、肌の露出が多い服ですら動揺し、裸(に近い服装も含む)を見た挙句には鼻血を吹いて気絶しかける。そのためラッキースケベが致命的なピンチに繋がってしまう事も少なくはない。


人間関係編集

上記の通り紺若ゆうなは護衛対象。幼い頃からナチュラルボーン・トラブルメーカーであるゆうなを守り続けている。そのため日々に余裕というものが存在せず、人生の他の事に思考を回すことが出来ていない。


普段はゆうなの友人の沢菓愛里と3人で過ごしているが、タダでさえ天然なゆうなへの対応に必死なのに、加えてマモルに対して粗暴でぞんざい(実は単なるツンデレだがマモルはゆうなの守護に必死なので気づくことが出来ない)な愛理に対しては当然よい印象は抱いておらず、隙あらば離れようとする。(が、ゆうなの天然と友達想いな優しさで、離れることが出来ない)


服部山芽は母親同士が親友の仲であり、その母親間で「互いに息子と娘が出来たら結婚させよう」という約束があったため、一応、許嫁の関係にある。

一方で山芽のライバルである雲隠ホタルもマモルの母親の手引きにより、マモルの正統な花嫁候補の一人という立場である。

二人からトラブルを持ち込まれても、お人好しかつ友達想いであるために、そのトラブルの解決に尽力し続けているため、両者からは全力で惚れられている。


また少女剣客である真双津椿に対しても「同じ時代劇業界の知人だから」という事で気安い。椿自身も、そうした友人関係には飢えていたため、彼女からも強い好意を抱かれている。


……のだが。


残念なことに本人は「ダサメンを演じてるから好意を向けられるなんてないだろう」「ゆうなを守るのは大変だから恋愛など他の事に気を取られている余裕はない」という2つの理由により、相手の好意には全力で鈍感である。というか積極的に鈍感であろうとしている


性格編集

基本的に他者の好意からは一歩引いた態度をとる。下手をすると相手の好意には裏の思惑(打算)があると決めつけて勘繰り、それを全力で否定する。


理由は自身が忍者であるため。忍である以上は「他人を信用できない」という事が前提にあり、その事を親から子守歌のように教え込まれてきた。その強固さは、むしろ洗脳状態と言っていい。


山芽・ホタル・椿の好意にしても、彼女らとはいわゆる「もちつもたれつの(利用し利用され合う)関係」とマモル自身は思い込んでいる(実際、彼女らのトラブルを解決している一方で自身のトラブルも解決してもらっているという、困った「実績」がある)ため、その裏には打算があると前提している。


唯一の例外は護衛対象であるゆうなと彼女に引っ付いている愛里だが、それにしたって陰守家の掟(陰守家にとって紺若家はあくまで護衛対象であるため恋愛対象にはできない。実際ソレで抹殺や勘当の憂き目にあった先祖もいたらしい)や忍と一般人との壁もあり、踏み入った関係にはなれない。


要は、マモル自身は現時点では誰とも恋愛などできない精神の持ち主と言える。


関連タグ編集

陰からマモル!

紺若ゆうな 沢菓愛里 服部山芽 雲隠ホタル 真双津椿

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