しかし、どうして世界が明るさと暖かさだけで成り立つことができようか。
However, the world is more than simply warmth and light.
概要
白い勾玉の姿をしたツール型アブノーマリティ。
分類はO-07-103。危険度はWAW。
このアブノーマリティは、陰を収容しなければ抽出されない。
使用方法
装着タイプ
情報開示
使用時間 | 開示内容 |
---|---|
10秒 | 情報1 |
30秒 | 名称、危険度 |
1分 | 情報2 |
2分 | 情報3 |
3分 | 情報4 |
3分 | 情報5 |
使用効果
職員がこのツールを装着すると効果が発動する。
1.WHITEダメージへの耐性を0.1にする
2.継続的にMPを回復させる
このツールはWHITE属性における最強のツールとして活躍する。これを装着しているだけでMPの心配は無くなるだろう。
しかし問題があるのはこのツールではない。陽を30秒装着し続けると陰のカウンターが減少するという副次的な効果が発生する。
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
800 | 普通(1.0) | 普通(1.0) | 普通(1.0) | 普通(1.0) |
脱走すると白い魚のような姿に変化する。なんとツール型なのに脱走するのである。
条件は陰の脱走。陰が脱走すると誰かが装着しているときは装着者がいる場所から変化して脱走する。
この状態の陽は周囲を回復させる波動を放つ。攻撃ではない。回復である。
しかしただ回復させるだけではなく、陽は受けたダメージと同じ威力のWHITEダメージをカウンターとして与えてくる。WHITE耐性は万全にしていきたい。
体力を削りきると勾玉に戻りその場に留まり続けるが、陰が生存している場合、一定時間で復活する。鎮圧するには陰と陽両方を削りきる必要がある。
万が一二体が「合体」してしまった場合、施設は壊滅的な被害を被ることになるだろう。
なお装着型ツールという性質上、陽を装着したまま陰の収容室に入るという行為も可能。その場合即座に合体が発生する。
ストーリー
其のアブノマを装備すれば精神汚染が軽減されるため、職員からは「善意のペンダント」と呼ばれている。しかし皆は黒いペンダントを恐れ、「これほど役立つアブノーマリティーが存在するのなら、どうすればいいのだ」と嘆息した。
黒い鯉は調和に向かって泳ぎ、白い鯉は混沌に向かって泳ぐ。ならば二尾が出会うとき、何が起こるのだろうか。