CV:利根健太朗
概要
スレイン法国最強の特殊部隊、『漆黒聖典』の第一席次及び隊長を務める男。
本名及び二つ名は現時点で不明だが、WEB版では所属部隊である“漆黒聖典”の名が彼の二つ名としてそのまま使われているらしい。
スレイン法国に3人しか存在しない生まれながらの超人・『神人』の1人で、存在が公表されていない番外席次の“絶死絶命”ことアンティリーネを除けば、漆黒聖典でも圧倒的かつ最強の戦闘力を誇る実力者。
人物像
敬虔かつ真面目な性格で、人類の存続と繁栄のために戦う事に使命感を燃やす。
WEB版によるとかつては自身の能力に驕り、自身の二つ名が“漆黒聖典”なのも相まって「俺一人で漆黒聖典だ!」を地で行く傲慢な性格だったらしい。
しかし書籍版ではアンティリーネにフルボッコにされ、馬の小便で顔を洗わせられるなどの凄惨な屈辱を受けて以来「俺はゴミだ」と思う様になり、現在の性格に落ち着いたという。
そのため、現在ではアンティリーネの自分勝手な振る舞いに呆れつつも、敬意を表している。
神人の血が貴重なだけに、さっさと結婚して子供をたくさん作るように上層部からせっつかれているが、その強さ故に見合う相手が見つからないのもあり難航している模様。
容姿
普段は魔法の仮面で青年を装っているが、実際は低い身長に見合うだけの幼い少年の様な姿。実年齢も20歳を遥かに下回るとの事で、身長から推測すると13、4歳の可能性がある。
地面に届く程の射干玉の長髪に瞳は紅玉、中性的な容姿をしている。
強さ
漆黒聖典の他のメンバーが束になって掛かっても、軽く一蹴する事が出来るだけの圧倒的な戦闘力を備えるが、アンティリーネには遠く及ばないレベル。
少なくともプレアデスでは全員隊長には遠く及ばないらしく、無装備だったとはいえ『血の狂乱』で攻撃力が強化されたシャルティアの本気の一撃を、正面から受け止めてみせた。
ただしその後、世界級(ワールド)アイテム『傾城傾国(ケイ・セケ・コゥク)』で制御不能の自動迎撃マシーンになったシャルティアを手に負えないと判断して撤退したため、階層守護者クラスには及ばないと推測される。
なお装備している槍の正体は不明だが、ファンの間では世界級アイテムの中でも特に凶悪な効果を持つ使い捨て式の『二十』の1つ、『聖者殺しの槍(ロンギヌス)』ではないかと推測されている。
その『聖者殺しの槍』は、効果を発動させて攻撃した相手と使用した自身のキャラデータを諸共に抹消してしまうという、恐るべき効果がある。
原作では戦闘シーンは今のところ未登場だが、アプリゲームの『MASS FOR THE DEAD』ではプレイアブルキャラクターとして実装されている。
主な使用スキル
- 無拍子
『MASS FOR THE DEAD』で使用。奥義。敵単体に物理ダメージを与え、攻撃力とクリティカル率をダウンさせる。
- 穿撃
『MASS FOR THE DEAD』で使用。スキル1。敵単体に物理ダメージを与え、高確率でクリティカル率が発生する。
- 技巧強化(大)
『MASS FOR THE DEAD』で使用。スキル2。自身の物理攻撃力とクリティカル率をアップする。
- 一の突き
『MASS FOR THE DEAD』で使用。スキル3。敵単体に物理ダメージを与え防御力をダウンさせる。