概要
アニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』に登場する主人公の一人。
「花」と「彼」との間に生まれた第二子。名前は雨の日に生まれたからことから名付けられた。
父親と姉の雪と同様に、オオカミ・人狼・人、の姿になることができる。
元気な雪と違って大人しいが、赤ん坊の頃は夜泣きが絶えず、頑固な内省的で、泣き虫の甘えん坊で気弱な性格。
しかし田舎に移住したのちのある冬の日に、ヤマセミを狩ろうとして溺れかけたのをきっかけに変化が芽生え始め、姉と違い精神は徐々に狼の方へ傾きだす。
小学校には一応上がったもの全く馴染めず、友人ができた様子もないまま3年生の頃には学校に行かなくなり、母の花の勤務先である自然観察の森の施設について行くようになり、やがて山へ時折入るようになる。
山に住む先生と呼ぶ存在に出会い、山の色々を教わっていき、狼としての本能に目覚めていく。
虫も触れない彼が山を選んだ辺りには賛否があったりする。