概要
ロックマンX5において、攻略次第では「8ボスを倒すまでもなく出現する事のある」後半~最終ステージ。
コロニー撃墜もしくは撃墜失敗で出現。その時の状況次第で結末が異なる。
「ポイント11F5646」と呼ばれる場所に存在し、ステージセレクトの真ん中に最初はノイズ混じりでドクロのような何かに見える謎のアイコンが表示されるが…ドクロといえば過去の世界では…?
侵入経路としては地表から繋がる縦通路の所から地下に広がっており、存在自体そのものが謎に包まれ、ここがいつ誰が何の目的で造り出したのかはっきりしていない。
一説では約100年前に存在した天才科学者の居城跡ともされており、彼の最晩年を過ごした場所ともされているが…?
基本的にワイヤーフレームで構成された電脳空間を思わせる物体やら構造が地下に造られており、ある場所においては強烈なノイズ混じりに「W」や「Σ」のマークが背景に表示される(※)。
ステージ1~2のボスは過去作からの強化版(後継機?)なもの。
※…後にロックマン11の歯車城の最下層にノイズ混じりではないが背景に例のマークがある空間があるものの関係は不明。
BGM
このステージが出現するとステージセレクトBGMが変化するが、ステージ1~3の曲はそれのロングバージョンといえる不穏かつミステリアスな曲調となっている。
難所や強敵を乗り越えたその先…ボスラッシュステージに到達した時にそのBGMにプレイヤーの誰もが唖然とし、ツッコミたくなっただろう。
なんとシリアス一辺倒だったそれまでの曲調のステージBGMに対していきなりパラパラ(ユーロビート)調だったのである。
どうしてこうなった…と言いたいところだが、一部のプレイヤーからはシグマとの最終決戦に向けて戦意を向上させてくれるBGMとして、意外と人気は高い。
余談
当初ロックマンX5でXシリーズは終わる予定で、この零空間が過去の世界との繋がりが感じられるのもその名残だったとされる。
零空間の最初のステージは熱心にロックマンシリーズをプレイしてきたファンならすぐに察せるが、スタート地点からしてクイックマンステージと構造が酷似している。