雷龍ヴァリヴァリウス
らいりゅうゔぁりゔぁりうす
DMRP-14『十王篇 第2弾 爆皇×爆誕 ダイナボルト!!!』にて初登場。
チームボンバー共通の展開力に加え、特定の状況下で召喚コストを軽減する能力とシールドを増やす能力を持つ。
能力はそれぞれシナジーしており、奇襲しつつすぐに展開できると同時に、チームボンバーの弱点であった防御力を補うこともできる。
他のチームボンバーの能力でデッキを操作したり、確認したカードがS・トリガーやG・ストライク持ちであればあえて出さずにシールド化することで相手の攻撃を牽制することも可能。
また、火/光のコスト5以上のドラゴンなので、全ての「ファイナル革命」持ちクリーチャーの革命チェンジに対応。《蒼き団長ドギラゴン剣》や《時の法皇ミラダンテXII》とバトンタッチしようものならそのまま試合が終わりかねない。
短所としてはコスト8のドラゴンである故に《ドラゴンズ・サイン》に対応しないことか。
この点ではコストが1低い上に2体も展開できる《爆龍皇ダイナボルト》に大きく水をあけられている。
しかし、ドラゴンの種族サポートを受けられるため、2ターン目に《メンデルスゾーン》の2マナ加速が成功すれば、自身のコスト軽減能力と合わせて3ターン目には召喚が可能。
マジボンバー7で《ダイナボルト》や《最終龍覇グレンモルト》といった強力な盤面展開能力を持つ7マナ帯のクリーチャーを後続に呼び出しつつ、シールド追加により大幅なアドバンテージを稼ぐことが出来る。5マナで呼び出せるので自己完結型のワンショットキルを狙える《超戦龍覇モルトNEXT》の「マナ武装5」に対応しているのも大きい。
デッキトップ三枚までを指定種族で固定する《魂の呼び声》も相性が良い。
《メンデルスゾーン》が詠唱に火と自然のマナを必要とするため、赤緑白のカードで組んだ【連ドラ】や【モルトNEXT】といったパワーカードによる少数精鋭デッキが主な採用先として考えられるだろう。実際にこのクリーチャーを採用した【5Cグレンモルト】や【白赤緑ドギラゴン閃】が公式大会で結果を残している。
また、DM22-BD1『レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎』には《モルトNEXT》、《メンデルスゾーン》と共に収録されており、実際にデザイナーズコンボを構築している。
初登場から2年後のDMRP-21『王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!』にて20周年トレジャーの一つとして再録された。
担当イラストレーターはAdoやYOASOBIといった様々なアーティストのMVやCDジャケットを手掛けている、イラストレーター兼アニメーターのhmng(はみんぐ)氏。
この時のイラストでは、パーカーを着用した赤髪ショートのギャルとして美少女化されている。(※メイン画像)
また、背景にはチームボンバーの面々がストリートアート調にデフォルメされて描かれている。
封入率の低い金トレジャーに設定されており、hmng氏によるイラストの美麗さや、デュエマでは貴重な美少女カードであることもあり、シングル価格は1万円を超えることも…