概要
電脳コイル
ヘッドマウントディスプレイを兼ねた眼鏡型のウェアラブルコンピュータで、普通の眼鏡のようにかけたままで日常生活を送ることができる。現代の携帯電話のように普及し、ほぼ全ての子供が持っている。作中ではしばしば「メガネ」と略して呼ばれる。
量子回路のある特殊な基盤パターンが過去例を見ないほど高性能なアンテナになることに気付いたコイル・コイルス社が原理不明のまま開発・量産を実施。その結果微弱な電磁波でも高速通信ができるようになり、革命的な通信インフラが実現した。コイルス社の倒産後はその事業をメガマス社が引き継いでいる。
イサコのようなゴーグル状でレンズ一枚の透明な両眼一体型のものと、
ヤサコのような視力補正のために通常の眼鏡が必要な人向けのレンズが左右二枚に分かれたセパレート型のものがある。
メガネをかけることで現実世界の街並の上にデータ化されたバーチャルな電脳世界の街並が重なって映し出される拡張現実を体験することができる。
インターネットに常時接続していて、メガネを装着してログインすることでさまざまな情報にアクセスしたり電脳物質を視認したりすることが可能となる。それによってネットワーク上の情報として存在する電脳ペットと遊んだり、電脳空間内の物質に作用する様々な電脳アイテムを使用したりできる。また子供たちの間では違法なソフトを使うことが流行っている。
地球外少年少女
種子島博士が愛用しているウェアラブル端末。
作中ではガラケーのような旧端末扱いされており、もはやクラシック・アンティークのような存在となっている。
なお、旧端末な為他の端末では行えないような裏技等を行う事が可能な模様。
スペック
地球外少年少女
- 世代
- 不明
- 機能
- 拡張現実機能・スマフォ機能・etc
電脳コイル
- 世代
- 第2世代(メガマス社)
- 開発重要人物
- 機能
- 拡張現実機能・スマフォ機能・etc
- 隠し機能(封印機能)
- イマーゴ機能(脳波コントロール)・イマーゴの超能力(精神操作)
- 世代
- 第1世代(コイル・コイルス社)
- 開発重要人物
- 機能
- 拡張現実機能・スマフォ機能・電脳医療・イマーゴ・etc
- 電脳医療
- イマーゴを利用して、電脳メガネ又は治療機器装着者に対して常時行われる精神カウンセリングシステム。電脳ペットとのふれあい等の間接的なものから、精神医療空間「Cドメイン(コイルドメイン)(ver,5.16電脳空間)」を使った高度医療によるものなど多種多様となっている。
- イマーゴ
- メガネに使われている量子回路が人の魂までも送受信している事が判明した事から考案された機能。意識を発信して端末操作したり、魂をデータ化しネットワーク上にアップロードする「イマーゴの機能」・逆に脳に電脳データを送り込んで拡張現実の情報を現実の物として認識させたり、記憶や意識を書き込む「イマーゴの超能力」など、悪用されると危険極まりない機能となっている。