概要
顔の目、鼻、口などの特徴点の位置や顔領域の位置や大きさをもとに照合を行う認証システム。
外出時に物理的なカギを持ったり、パスワードを設定する必要がない。ましてや「顔を忘れてきた」なんてことはあり得ないため意識する必要もなくなる。鍵を持ち歩かないことで紛失や盗難のリスクも無くなる。
銀行や空港のセキュリティ、企業や重要施設の入退室管理、スマートフォンのロックなどにも用いられる。髪型や眼鏡はあまり考慮されないが、色の強いサングラス等では認証できない場合もある。
欠点として、簡易なシステムは本人の顔写真や寝顔を用いて突破されてしまう場合や、個人情報の漏洩や行動の把握・追跡といった問題もある。また顔を変えたり隠されれば認証できない。
関連タグ
顔パス:顔認証ではないが人間が行うもの。