概要
どんな身分や器量の人間でも、外見さえ整えれば誰でも立派に見えるということ。
語源
「馬子」とは馬に人や荷物を乗せて運ぶことを生業とする人々を意味し、江戸時代以前など、かつて出自や家柄が現在以上に重視されていた時代に相対的に身分が低い人々を指す言葉であった。そのため、「どんなに身分の低い下働き者であっても、綺麗な衣装を着せて外見を整えれば立派に見える」という例えになるのである。
以上の通り、決して褒め言葉ではないので、不用意に第三者に対して使うと失礼と受け取られかねないので注意。
ただしウマ娘プリティーダービーの世界では、かわいい子がよりかわいくなるという鬼に金棒の同義語として使われている。
英訳
Clothes make the man. (衣装が人を作る)