高貴妃
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こうきひ
清の乾隆帝の側室。死後に「慧賢皇貴妃」の称号を授かった。
「高貴妃」とは清朝の第6代皇帝「乾隆帝」の側室「貴妃 高氏」のこと。
満洲貴族に仕える漢人出身の大臣「高斌」の娘で、同時期に「貴妃」となった他の側室がいないため区別のための称号名がなく、姓名の「高」から高貴妃と呼ばれる。
第5代皇帝「雍正帝」の第4子「弘暦」に侍女として仕え、妾に引き上げられて側室となる。
弘暦が「乾隆帝」として即位すると「貴妃」の位を与えられた。
後宮では要領よく立ち回っていたが子供はいなかった。
1745年に重病に侵され、乾隆帝の慈悲によって「皇貴妃」に任命されるが、二日後に病死した。
1818年、第7代皇帝「嘉慶帝」によって高氏の一族は貴族に引き上げられ、満州姓「高佳」が授けられた。
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