『まんがタイムきらら☆マギカ』のVol.1~Vol.28まで連載。全30話。
コミックスは全3巻。
作品世界
『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公の一人である暁美た…ほむらが、原作の世界とはかけ離れた様々な平行世界を渡り歩く姿を描いたギャグ作品。
基本的に1話が一つの時間軸で完結していて、「暁美ほむら」以外の登場人物は基本的に別人である。
登場人物
暁美た…ほむら
本作の主人公。繰り返しのやり過ぎで、色々とカオスな世界を渡り歩いている。
特に顕著なのが名前で、ほとんどの時間軸で何故か「暁美たむら」として認識されてしまっている。(後述のあけみ屋でさえ、「たむら」呼びが定着している)
第4話では一人でワルプルギスの夜を撃破しているところから実力は相当なもののようだが、まるで報われていない。自己申告によると「26歳」なので、推定で100~200周はループしている模様。
鹿目まどか
原作の主人公。たむら、ではなくほむらにとっての旅の大目標。
基本的には同じ性格なのだが、やたらとうっかりしていたり、ドSだったり、ほむらが手を出せないほどの天才少女だったりと、時間軸ごとに原作世界のまどかと違っている事があり、時としてたむ…ほむらを振り回している。
巴マミ
先輩魔法少女。ある時間軸で登場した「平行世界の自分達から力を吸収して世界の支配者になった巴マミ」の影響で、初期の時間軸ではよく死んでいた。真相が明らかになった後も変な立ち位置にいる事が多い。
美樹さやか
クラスメイト。総じて魔法少女になっている時間軸が多いが、よく魔女る。
佐倉杏子
隣町の魔法少女。出番は少なめで、やたらと大飯食らいな描写が多い。
キュゥべえ
魔法少女を生み出す存在。時間軸ごとに見た目が違い、「(´・ω・`)」な顔をしている時間軸が多い。
た…ほむらの分析によると、元の世界との差異が大きい世界ほど、キュゥべえの外見も元の世界からかけ離れたものになっていくらしい。
『酒処あけみ屋』の面々
時空の狭間に浮かぶ暁美ほむらだらけの店・あけみ屋の人達。
店主は失敗を繰り返した末に時間軸を戻れなくなってしまったほむら、通称「ほむ姉」で、色々な平行世界の自分の憩いの場としてこの店を構えた。出される飲食物は全て繰り返しの途中のほむら達からの差し入れでまかなわれている。店員の仕事は、旅の途中のほむら達が適宜手伝っている模様。
店の隣には、気が弱くて魔女と戦えず武器開発に専念するようになったほむら、通称「博士」の工房がある。
来客のほむら達もイタズラ好きだったりメンタルが異様に弱かったりセレブだったり、バリエーションが豊か。ひどくズレた性格をしたほむらが主役の番外編も掲載された。
ちなみに彼女達も元々は彼女たちが訪れている平行世界出身の「暁美ほむら」達であり、お互いに入れ替わる形で世界を巡っている模様。実際にtほむらが客の一人の出身世界に辿り着いた事もある。
なお、主人公のたむらには、店内では「1P」の表示がついている。