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概要編集

CV:山口眞弓


第2話から登場。

とある小学校に通う小学6年生。

勉強、スポーツ、全てにおいて完璧であり、何をやっても一番なことからクラスでは「イッチー」と呼ばれる人気者だった。

一方で年齢の割に大人臭く利己的な思考の持ち主で、自身の評判が上がる為ならどんなものでも利用しようとする。

家庭教師の蝶野晴美に想いを寄せているマセた所もあるが、前述の年不相応な思考からか内面では子供と大人の垣根を超えた対等な関係として見ている節がある(本人曰く彼女の存在は「心のオアシス」との事)。


順風満帆な人生を送っていたが、通学に使っていた金色のローラーブレードや野球帽などの外見的特徴が世間を騒がせている謎の通り魔「少年バット」に似ていた為に何者かによって自分が少年バットであるという噂を流され、それまでの評判が一気に地の底にまで転落していじめの対象にされてしまう。


何とかこの状況を打開してかつての栄光を取り戻そうとした彼は、自分と入れ替わるように周囲から好評を受けつつある転校生の牛山尚吾がデマを流した犯人だと証拠もなしに断定して追い詰めようとするが、それがさらなる悪評を招く結果になる。


さらにタイミングが悪い事に、たまたま下校途中で合流した尚吾が本物の少年バットに襲われてしまい、何とか捕まえて自分の無罪を証明しようとするもそのまま逃げられてしまった事で自分が完全にクロだと思われる状況が出来上がってしまう。

絶望に暮れ、自室に引きこもる中、幻覚の世界に囚われた彼が逃げ出した先にいたのは少年バット。


「みんな!少年バットだ!本物の少年バットだよ!少年バットだよぉ!!」


真犯人が現れた。無罪が証明できる。そんな歓喜の声をあげながら、ひしゃげたバットの一撃を受けた彼の耳元に残ったのは、そこにいるはずもない大衆からの喝采の声だった。


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