概要
cv:中嶋聡彦
第3話から登場。どこか飄々とした中年の警察官(班長)。猪狩刑事とは昔からの友人。まりあの常連客でもあり、まりあや他のホテトル嬢には必ず自分のことを「お父さん」と呼ばせている。
一見家族思いの男性だが、影では金を見返りに暴力団に情報を流したり、娘の妙子の部屋に隠しカメラを仕込み、着替えを盗撮していた変態親父。(上記のホテトル上にした命令も、そういう歪んだ願望があった故かも知れない)
家族の為にマイホームを建てるのが夢だったが、暴力団の上層部である真壁に脅され、資金集めのために覆面を被りひったくりを繰り返し、薬物にも手を出してしまう。
自分の悪行を止めてほしいと強く願っていたときに偶然にも狐塚誠に襲われるが、異様な程頑強な体を持っていたお陰でバットで頭を殴られてもピンピンしており、反撃して誠を逮捕し、一転して世間からヒーロー扱いされてしまう。少年バットによる6人目の被害者。(ちなみにマスコミからインタビューを受けている蛭川を見ていた真壁は、なぜか車を発進させて去っていくという、まるで彼から手を引くような様子を見せていた。世間から注目を集めている警官に不用意に絡んだら自分たちの悪事が露見すると恐れたからだろうか)
第6話でカメラの存在に遂に気付いた妙子に家出されてしまう。その後、台風の土砂崩れによりマイホームは無残にも倒壊し、住む家を失った上に妙子は少年バットに襲われ記憶喪失状態となってしまう。何もかも失った蛭川も精神が崩壊し、糸が切れた人形のようになってしまった……。