CV:上田麗奈
概要
義理の家族を魔女に殺されたため、最年少で「魔女狩り」になった少女。その戦功から、「紅蓮姫(カラミティ)」と呼ばれていた。この名の由来は、犯人を容赦なく射殺してきたことに起因する。しかし、行き過ぎた行動であったため、資格を剥奪された。
その後、この処分として審問官養成機関である対魔導学園に編入させられ、主人公草薙タケル率いる「35試験小隊」……通称「雑魚小隊」に入隊させられる。
性格は高圧的な軍人気質。また、魔女である二階堂マリの事が大嫌い(性格的な部分も含む。ゆえに、マリの方も桜花の事を嫌っている)。長年、一匹狼だったため、コミュ障かつKY。また、魔女を殺りまくった一方で、実はオバケが苦手。好物は牛乳とアンパン。どこの刑事だ。
タケルの実力と人柄を認めて以来、彼のことが気になっているが、本人に自覚はない。
ヴラド
CV:中田譲治
形状:紅い二丁一対の巨大五十口径のオートマチックハンドガン。
銃身に「Malleus Maleficarum TypyⅣ ″VladⅢ″」と書かれている。
固有魔法:「吸血鬼」
魔力属性:「夜血」
鳳桜花のレリックイーターで十三歳の時直ぐに決まった。
銃の反動は桜花にとって大きく連射すると腕の骨が折れるほど。
肉体の再生も可能で切り傷や折れた骨などを瞬時に再生できる。
能力は魔法の「貫通」解明されている魔法ならば全て打ち抜き無効化することができる。
条件はある。術式の構成、使用の手順が頭の中にあればヴラドが自動的に「反転」し魔法に穴が開く。桜花はその全て、数万の魔法を頭の中でインプットしているためほとんどの魔法を貫通させられる。そのため原作ではヴラドの杭は壁の落書きを消すための消しゴムと例えている(1巻236頁記載を引用)。因みにヴラド自身も桜花と同等以上の知識を有している。
(常人では難しい。桜花は知識と記憶力とイメージを努力で叩き込んだ。)
魔法貫通用の杭ツェペシュと物理特化の杭ワラキアの二種類の杭がある。
魔女や魔法使いにはツェペシュを科学兵器などにワラキアと使い分けて撃っている。
対価として契約者の血液を吸う。そのため使い過ぎれば血液不足で死ぬリスクもはらんでいる。
魔女狩り化
仮契約だと効率が悪くほとんどの血液が持って行かれていたが、原作小説5巻でタケルの言葉に励まされて、自分の意思でヴラドと正式に契約する。体得したことである程度改善された。
中距離からのツェペシュやワラキアを撃てる他、近距離に接近してから極太の杭をパイルバンカーのように撃ち抜くことができるようになった。どっかの先輩のような対死徒用概念兵装のようなものに似た使い方・・・(リメイク前のやつ)。
これでも効率自体は良くなったものの、使う血液量は使用によってまちまちな点が欠点。
容姿は赤い戦鎧姿でボディラインがくっきりとしている。
吸血鬼化
ヴラドの固有能力の真の能力であり姿でこの状態は文字通り吸血鬼になる形体だ。
(解除したら人間に戻るので、本当の意味で吸血鬼になったわけではない。)
7巻で桜花が覚悟を決めた時に真の意味で契約を結んで至った。他者(屍体など)の血液を吸い取れるようになり燃費が大幅に改善され、固有属性「夜血」を行使することができるようになった。
また、他人の血を直接吸うことで対象を「眷属化」することができる。使用者が契約を破棄しない限り永続的にだ。因縁の敵は死ぬことを望んだが、桜花が眷属化して永遠の「生(せい)」という苦痛を与えた。
技:串刺し公の余興(ツェペシュ・レイン)・・・固有魔法「吸血鬼」の力。銃口を上と下にして構えると魔法陣が展開。引き金を引くと標的の天上に同じような魔法陣が展開し杭が雨の如く振り、足元からも杭が生えてきて相手を上下から串刺しにして魔法を貫くと同時に身動きを封じる。
元ネタはヴラド・ツェペシュ(ヴラド三世とも言う)