概要
1860年代にイギリスで生まれた狩猟用の帽子の一種。
鹿にそっと忍び寄り狩ることから『ディアストーカー』、『ディアストーカーハット』(Deer stalker hat)と呼ばれていた。
前後の両方にツバがあり、頭頂部にリボンが付けられている。主に茶系をベースとしたチェック柄の模様の物が多い。
リボンを解くと、飛行帽やロシア帽のように耳当てにしたり、顎下で結わき固定もできる。
前述にもあるように本来は狩猟帽として使用されていたが、アーサー・コナン・ドイルの有名な推理小説『シャーロック・ホームズ』シリーズ内の挿絵で主人公シャーロックが被っていたことから、「シャーロックが被ってる帽子」→「探偵が被ってる帽子」と世間の認識が変わっていった。
そのため『シャーロックハット』、『ホームズハット』、『探偵帽』とも呼ばれている。
pixivに投稿されている作品もほぼすべて探偵と思われる人物が着用している。