「猫(鬼狩り)はなぜ鼠(鬼)を追い回すと思う? 目障りだからさ!」
「“百獣の王”ってのは男(オス)よりも女(メス)のほうが狩りが上手なんだよ!」
概要
プロフィール
・性別:女
・年齢:17歳
・身長:159cm
・階級:甲
・鬼殺隊歴:11年
・主な担当地区:九州、四国、近畿
・一人称:アタシ、ウチ
・二人称:あんた、あなた
・好きなもの:マグロ寿司、牛乳
・武器:仕込みヌンチャク
・全集中常中:可能
・呼吸音:「シャー―ー…ッ」
代々鬼狩りをしてきた血筋(=祖母は元・風柱。 父は上弦の鬼との戦いで死去)を持ち、わずか6歳で鬼殺隊に入隊。 現時点のどの柱よりも長く鬼狩りをしており、現役の女鬼狩りとしては近年では最長記録保持者である。 ゆえに父親も鬼狩りであった“炎柱”煉獄杏寿郎とは気が合う所があり、二世代煉獄の元パートナーでもあった。
ゆえに鬼狩りとしてのプロ意識はとても高く、鬼に対して容赦もない。
男勝りのサバサバしたイキのいいアネゴさんで、男の股間を蹴ることができる女子。 股を開いて座ったり、あぐらを組むクセあり。 マグロの握りずしとミルクが大好物。 言う間でもなく猫舌。 “あごくい”によわく、やられると一気に乙女チックになってしまう。 趣味は銀ブラ(プラチナ)と昼寝。 イビキはかかないが、寝相はちょっと悪かった。
鎹烏(かすがいがらす)の代わりに、古家吉(コゲきち)という名のクロネコを使役していた。 それにより他の隊員とは異なるやり方で情報収集しているためか、ひねりは「どーまり」「とてたま」「もちコース」「すこどん」「イキアタリバッタリズム」といった(大正時代の)流行語を使いこなすモガ(モダンガール=時代の最先端を行く女性…の略)。 …もちろん大多数の隊員が付いてこられていなかった…。
モフモフした動物が大好きで野生の大熊すら手なずかせるほど。 半面ヘビ…というより爬虫類全般はにがて。虫が大嫌い。 ゆえに様々な点で正反対な胡蝶しのぶとは仲が悪かった。作者曰く「コワイ」。因みに実際の猫は虫や爬虫類を食べる。但しヘビはひねり同様ダメ。
ちなみに甘露寺蜜璃が二人の仲裁役だった。 甘露寺がいない時は、富岡義勇がしのぶを。 煉獄杏寿郎がひねりのなだめ役だった。
ひねりには耳がない。 実はかつて十二鬼月との戦いで両耳を失っており、一時期は鬼狩り生命が危ぶまれた事があったが執念の現役復活を果たしたことがあった。復帰した動機については「そこに鬼がいるから。 アタシは生まれつきの鬼狩りだから。」とひねりは語ったという。
その実力と戦績から十二分に柱になれる資格を備えていたが、なんとひねりは「ウチ、柱なんて柄じゃないんで。」と柱の称号を断ったのだった。 その時代わりに柱になったのは胡蝶しのぶであった。
ひねりが生涯倒した鬼の数は99体。 100体目の相手として“下弦の零”鬼魔異羅と対決したわけだったが…。
服装
モガ(モダンガールの略)のギャルらしく鬼殺隊服を我流ファッションで気崩していおり、かなり時代の最先端な着こなしをしている。へそ出しにローライズホットパンツと大正時代とは思えないレベルで露出が多めだが、意味もちゃんとある。
1、平均体温が高い(←後途にて説明)ため、冷却の意図がある。
2、へそピアスでも、骨伝導で音を拾うレーダーの役目がある(伊之助が上半身裸なのと理由が似ている)。
3、変装時用に下地としたベース服のため。
4、(ひねり本人からすれば、このほうが)動きやすく機能的なため。
5、武器がヌンチャクのため、ひっかかりのない服装にしている(特に腰回り)。
6、防御性能の高い武器と首まわり&手首には百獣の鬣ファーと腕部・脚部に鉄鋼プレートが仕込まれているため、防御面は実は優れているほうである。
戦闘スタイル
仕込みヌンチャクを使用したカンフー風の戦い方をし、その際は怪鳥音も繰り出す。
とにかく手数がとても多く、ヌンチャクは脚を使っても振り回すことができる他、シッポ状に垂らしたベルトに引っかけて操ることも可能。 平行感覚に優れており、ロープわたりのような足場が悪くても軽い身のこなしを誇り、掴み技や関節技といったグランド戦も随一という女鬼狩り最強クラスの屈指の技巧派であった。珍しい“鬼に直接触れての肉弾戦”ができる女性鬼狩りでもある。
反面、短時間で激しい戦い方をするタイプなのでスタミナ面に不安要素があったが回復も早かった。
特異体質
①平熱が37.5度とやや高い。
②腰の関節の数が常人よりも二つ多く、『猫ひねり』が可能。
③生まれつき目は色が認識できず白黒の世界で映り見えている。
しかし、鬼狩りとしての血筋のためか鬼を色で見極めることができる。
また人一人を注視すれば、その人間の感情を色として認識することができる。
これにより、いつも笑顔な胡蝶しのぶから「怒りの色」を捉えたことがあった。
④後に両耳を失うが、喉で音を拾い捉えることができるようになった。
頭脳とスピードの“胡蝶しのぶ”に技とガードの“黒猫ひねり”に体力とパワーの“甘露寺蜜璃と言った感じで三人とも武器は作った人が同じ人物というのも面白いところ。
この三人をダンスジャンルで例えるならば、
胡蝶しのぶ → ワルツ
甘露寺蜜璃 → バレエ
黒猫ひねり → ヒップホップ
といったところ。