概要
タルキール次元の強大な龍の一体。 枝分かれした鹿のような角を持ち巨大な龍炎の柱で破壊をもたらす。飢えを満たすべくタルキールを巡り、その凶暴な猛攻撃に抗える者はほとんど存在しない。
本来の歴史であれば1280年前ウギンが ニコル・ボーラスに殺されたことで龍を生み出す“龍の大嵐”が消滅、アタルカもタルキールのカン(指導者)達に狩られてしまうのであるが、タイムスリップしたサルカン・ヴォルがウギンの命を助けたことで歴史が変わり、龍の大嵐は激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれ、氏族と龍のパワーバランスは崩れた。
氏族の一つ・ティムール境のカンは一族を生き延びさせる為にある決断をする。
ティムールはアタルカの飢えを満たす狩人となること、そうすることで有用性を示すことで生き延びる道を選ぶ。このときからアタルカは彼らの王となる。
現在のアタルカは究極の捕食者。昼も夜も、ほとんどの時間を狩りと食事に費やしている。貪欲かつ強欲に、望むものはいつ、何であろうと狩り、彼女の子らが見落とした残りを摘み取ることも恥と思わない。食事時以外は、彼女は次の食事について、もしくはそれを追うことについて考えている。アタルカが貪らないものは存在しない、自身の氏族も含めて。
ちなみに過去の世界にて、サルカンはアタルカを「彼女」とよんでいたのだが、
アタルカは女性のドラゴンなのでこの場合はサルカンが正しい。(それを一目で当てるとは流石としか言いようが無い。)
カード性能
世界を溶かすもの、アタルカ
マナコスト | (5)(赤)(緑) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — ドラゴン |
パワー/タフネス | 6/4 |
能力 | 飛行 |
トランプル | |
あなたがコントロールするドラゴンが1体攻撃するたび、ターン終了時までそれは二段攻撃を得る。 |
若い頃のアタルカ。収録エキスパンションは運命再編。ちなみに二段攻撃とは「このクリーチャーは先制攻撃と通常の戦闘ダメージの両方を与える」という特殊能力。これにより一撃で総ライフの半分以上である12点ダメージを叩きだせる。その代わり除去耐性等々が無いので警戒する相手に当てるのは一苦労。マナコストも高いのがネック。会心の一撃を如何にして当てるかが大事になる。
(『古の、新たなタルキール』、『カンの落日』)(外部リンク参照)
尚、神になろうとした某サテュロスと併用すると世界どころか相手のライフが溶けて無くなる。
龍王アタルカ
マナコスト | (5)(赤)(緑) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — エルダー・ドラゴン |
パワー/タフネス | 8/8 |
能力 | 飛行 |
トランプル | |
龍王アタルカが戦場に出たとき、対戦相手がコントロールする、クリーチャーやプレインズウォーカーを望む数だけ対象とする。龍王アタルカはそれらに5点のダメージをあなたの望むように分割して与える。 |
エキスパンション:タルキール龍紀伝で収録された歴史改変後のアタルカ。注目すべきは5点ダメージを振り分けれると言う事。相手サイドの雑魚を一掃・余った分を敵プレインズウォーカーの忠誠度カウンター削りに使う・始めからプレインズウォーカー潰しで行くといった使い分けが可能。同じ能力を持たないクリーチャーからブロックされない飛行とブロックしてきたクリーチャーのタフネスを上回る過剰ダメージを相手に与えられるトランプルも継続して所持していることから、龍たちの中でも突破力は随一である。
(『狩猟の呼び声』)(外部リンク参照)
関連ページ
外部リンク
『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王アタルカ」の壁紙ダウンロード