概要
タルキールの5つの龍種のうちの1つを統べる龍。プレインズウォーカー・サルカン・ヴォルの出身でもあるマルドゥ族が称える龍の「迅速」の相を体現する存在。性別はメス。
2対の羽と無数の棘に覆われた体を持ち、燃え盛る稲妻の奔流で地上を薙ぎ払い、どんなに素早い獲物をも狩ることができる。コラガン達が通った後には灰以外何も残らない
本来の歴史であれば1280年前ウギンが ニコル・ボーラスに殺されたことで龍を生み出す“龍の大嵐”が消滅、タルキールのカン(指導者)達に狩られてしまい、現在は頭蓋骨が同次元の氏族の一つマルドゥ族の玉座となり、龍に対するマルドゥの勝利を象徴するものとなっていた。
しかしタイムスリップしたサルカンがウギンの命を助けたことで歴史が変わり、龍の大嵐は激しさを増し、かつてないペースで新たな龍が生まれていた。マルドゥのカンは自身の氏族の旗印を捨てコラガン達についていく道を選ぶ。
現代に帰還したサルカンが目撃したもの、それは始めて見たはずなのだが見覚えのあるドラゴン。
元のタルキールでは骨と化していたコラガンだったが、このタルキールでは血と肉と鱗を持って生きているという歴史が変わったという事実があった。
現在ではマルドゥ族はコラガン氏族と名前を改め、内部組織は存在しない武闘集団となり、コラガンもまた、狩りと殺戮そのものを楽しむ彼らの王となる。
カード性能
嵐の憤怒、コラガン
マナコスト | (3)(黒)(赤) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — ドラゴン |
パワー/タフネス | 4/5 |
能力 | 飛行 |
あなたがコントロールするドラゴンが1体攻撃するたび、ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。 | |
疾駆(3)(黒)(赤)(あなたはこの呪文を、これの疾駆コストで唱えてもよい。そうしたなら、これは速攻を得るとともに、次の終了ステップの開始時にこれを戦場からオーナーの手札に戻す。) |
エキスパンション:運命再編に収録された若き日のコラガン。全体強化能力+疾駆による速攻のおかげで高い爆発力を持つ。疾駆を活かしてソーサリータイミング(つまり相手のターン限定)しか使えない除去呪文をよけながら相手のライフを削る使い方もあり。
龍王コラガン
マナコスト | (4)(黒)(赤) |
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カードタイプ | 伝説のクリーチャー — エルダー・ドラゴン |
パワー/タフネス | 6/5 |
能力 | 飛行 |
速攻 | |
あなたがコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。 | |
対戦相手が、自分の墓地にあるいずれかのカードと同じ名前を持つ、クリーチャー呪文かプレインズウォーカー呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーは10点のライフを失う。 |
エキスパンション:タルキール龍紀伝で収録された現在のコラガン。他のクリーチャーに召喚酔いの影響を受けなくする特殊能力:速攻を付加できる。しかしこれが場に出せるのは大抵終盤で活かしにくく、また、10点ダメージ能力も狙って発動できるものではない(しかも確率はすごく低い)為こちらも腐りやすい。
(『龍たちのタルキール』)(外部リンク参照)
コラガンに関しては若い時代のほうが使いやすいだろう。
関連ページ
外部リンク
『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王コラガン」の壁紙ダウンロード