概要
『シャイニング・ティアーズ』のヒロインの1人。
“エトワール神殿”の御神体である(獣魔王と対を為す神器でもある)神竜 に仕える“白龍教団” の聖なる巫女。
世界の成り立ちや仕組みについて造詣が深く、神殿が魔物の襲撃に遭った際に救援を求める為に宿屋である“勇者亭”に本当に勇者を探しにやってくるなど、長く神殿から外に出ること無く暮らしていた為に世間知らずな部分がある。
普段はあまり表情を表に出さない為に機械的な印象を受ける一方で、普段の控え目で大人しく物静かでおっとりとした性格からは想像もつかないが、芯が強く一度言い出したら聞かない一面を持つ。
なお、外見からは分からないが、裏設定によれば実は獣人族であるらしい(苗字が設定されていないことがその証拠らしい)。
また、個別エンディングでは共に戦ったシオンに思いを寄せている節があるようだ。
上述の様に魔物の襲撃から神殿を護るために“勇者亭”に救援要請を故意にやって来た事を切っ掛けに、以降シルディアを護るための戦いにその身を投じる事となり、最終的には獣魔王の復活に際して“ベスティア軍”の包囲網を突破し“エトワール神殿”へと侵入。
獣魔王の目覚めに呼応して復活を遂げた神竜と対面するとシオンの剣を神器の制御キーである『シャイニングソード』へと強化し、“ヴァイスリッター”の勝利に貢献する。
『ウィンド』では混沌の支配者・ゼロボロスをその身に宿していたという衝撃の事実が明らかとなった上に体を乗っ取られたシオン=ゼロに殺害されたというショッキング的な事態に陥っていた。
なお、マオたち“新生ヴァイスリッター”のメンバーがゼロを追いかけている理由でもある。
ゲーム本編ではマオの声を聞いて正気を取り戻したゼロの手によりラザラスと共に、とある離れ小島の地下深くある古代文明の遺産である培養装置らしきカプセル内で蘇生途中の姿が確認できる。
ゲーム本編では語られなかったソウマの活躍を描いたアニメでは既に蘇生が完了しており、ゼロの意思を受けてソウマを信じ抜いて、彼の二番目のパートナーとして仲間に加わり活躍する事となる。
心剣の名前はアンデッドに有効な力を持つ聖龍剣『アマノムラクモ』。
なお、アニメではゲームで語られなかった事件の真相の詳細が明かされており、それによれば自らの体に宿っていたゼロボロスを封じ込める為に自らシオンの剣に貫かれて死亡し、その直後に新たな宿主としてゼロボロスに憑依されゼロとなったシオンによって復活した事が明かされている(なお、死亡した直後にたまたまシオンを探していたマオがやって来て、その光景目撃し、ゼロとなったシオンが2人を殺害したという誤解を生み出す原因となった)。
“リーベリア”地方の戦乱終結後はソウマを新たな“ヴァイスリッター”のメンバーに加え、新たなる戦いに身を投じる事となる。なお、聖ルミナス学園の学園祭にはマオと共に参加していない。
『ブレイド』では対立する邪教集団“黒龍教団”から人々を護るために立ち上がり、レイジたちに協力する。
なお、名前表記が漢字表記に変化しているほか、『ティアーズ』及び『ウィンド(とその派生作品)』に登場したリュウナ本人なのだが、設定資料集で書かれているスタッフの発言によれば完全な同一人物でもない事を酔わせるような発言がなされており、実際の所、真相は謎に包まれている(漢字表記になったのがその証拠らしい。ちなみにラザラスと剛龍鬼は別人と明言していた)。