解説
日本の緊急ダイヤルのひとつ。犯罪・交通事故・救難などの理由で警察に通報したい場合に用いる。
昭和23年に119番から分離独立。
当初は東京が110番、名古屋が118番、関西が1110番だったが、1954年7月1日の新警察法施行をもって110番に統一された。
(後に118番は2000年(平成12年)5月1日施行の改正電気通信事業法施行規則により110番、119番の緊急通信と同様に海上保安庁への「海上における事件・事故の緊急通報用」に制定されている。)
「ひゃくとおばん」という読みは日本テレビにて1957年から1964年にかけて放送された日本初の刑事ドラマと言われる「ダイヤル110番」によって広まったと言われる。
基本的に、発報した各都道府県の警察の通報指令センターにつながるようになっている。現在では、携帯電話から発報した場合、当該基地局が所在する都道府県の警察につながる。
例えば、03地区・042x地区(相模原を除く)・049x地区から発報すると警視庁につながる。
が例外が存在し、例としては茨城県古河市(0280地区)から加入電話回線で発報すると、古河市の市外交換網は水戸・土浦(029x)ではなく栃木県側の小山に接続されているため栃木県警の通報指令センターに繋がってしまう。が、対応し必要に応じて茨城県警に転送される。他の越境線路でも同じである。なのでまずは落ち着いて通報しよう。
それから当然のことだが緊急用ダイヤルなのでイタ電など絶対にしないこと。
タグとしては、
通報したくなるようなイラストに付けられる。