概要
2・24事変とは、9・18事件から約6ヵ月後の2011年2月24日に発売され、その内容があらわになったことで再び巻き起こった『アイドルマスター2』に関連する騒動である。
事前情報から様々な物議を呼んでいた渦中のゲーム『アイマス2』が正式発売を迎え、ネット上には数多のスクリーンショットやプレイ情報が飛び交った。発売前情報での不満点が解消されていることに一縷の望みを託していた人々も、救済措置はないことが判明し落胆した。
発売後に明らかになったゲーム内容で論争を呼んだ部分としては、プロデュースしているユニット内での仲間割れ(いわゆる「ギスギス状態」)がある。それまで和やかな雰囲気が特色だった765プロアイドル達が平気でユニットメンバーを仲間外れにする発言には疑問の声もあがった。
その他の点としては、アイドルマスター2の関連動画が大量削除された『血のひな祭り事件』がある(大量権利者削除が起こった日にちが2011年3月3日にだった事に由来する)。
発売直後に動画が権利者削除を受けることはアイドルマスターSPの時にも発生していたが、もともと動画サイトによってコンテンツが拡散した経緯があってか、エンディング動画以外に関しては寛容だったバンナム公式が突如方針転換、ゲームの進行を直接撮影したものではないMADなどの二次創作までをも一斉に削除した。
この件はアイドルマスター2の内容に納得のいかない雰囲気が流れていた矢先の出来事だったため、ユーザーから大いに反発を受けた。
ただし上記の権利者削除だが、「権利者側としては当然の権利」を行使しただけであり、
また、著作権問題上、こういう動画群は常にグレーゾーンであることはいかなる場合でも認識してなければならない問題である。