概要
荒廃した世界観とスチームパンク的なデザインが特徴の一人用FPSで、ゲームの欠点を逆手にとったストーリーは当時大きな衝撃を与えた。
1作目と2作目において、舞台が「海底都市」ということもあり水の描写に非常にこだわっており、水のためだけに水専属のエンジニアを起用している。
3作目の「Infinite」では、舞台が「空中都市」となっている。
ちなみに本シリーズは、3DFPSの基礎を築いた伝説的PCゲーム「SYSTEM SHOCK」シリーズの精神的な続編とされている。(特に主要スタッフの1人であるKen Levine氏はSystem Shock2のリードデザイナーである。)
そのため、FPSとRPGの融合やオーディオダイアリーによるストーリーテリングなど、シリーズを通じて共通する要素も多い。
Netflixによる原作に忠実な実写化が予定されているが、予算削減により規模が縮小し、個人的な視点を描く作品になるようだ。
BIOSHOCK
1946年、アンドリュー・ライアンは、大西洋に海底都市「ラプチャー」を建設した。
ラプチャーの目的は、あらゆる科学者や芸術家達などが、あらゆる政治・宗教・倫理にとらわれずに自由な活動を行い、今までにない成果を挙げる事であった。そのため、ラプチャーは冷戦やナチス狩りなどから逃れた科学者達の楽園となった。
ある日、遺伝子工学の科学者ブリジット・テネンバウムが、ウミウシの一種から発見した新物質「ADAM」を発見した。この物質は、人間の能力を大きく変異させる物質である。
しかし、そのADAMを巡って2つのグループの間で抗争が発生する。それぞれのグループはADAMによる肉体改造を行うのだが、ADAMの副作用で彼らは次々と理性を失い、スプライサーと呼ばれる化け物となっていった。
こうして、科学者や芸術家達のユートピアであったラプチャーは、今やスプライサー達によるディストピアと化してしまった。
1960年、大西洋で主人公ジャックを載せた飛行機が事故に遭い、ジャックは機体もろとも大西洋に投げ出された。
一命を取り留めたジャックは、巨大な灯台を発見し、その中に入り込む。
その中にあった潜水球に乗りこみ、辿り着いたのは海底都市「ラプチャー」であった。
BIOSHOCK2
実験体デルタは最初期のビッグダディである。
彼はリトルシスターのエレノアと「命の絆」で結ばれており、2人が離れすぎると実験体デルタは死を迎えてしまう。
1958年、実験体デルタはスプライサーに襲われているエレノアを救おうとした時、エレノアの母親であるDr.ラムの催眠プラスミドによって自由意志を奪われてしまう。そして、実験体デルタはエレノアの目の前で銃をみずからのこめかみに向かって撃たされてしまう。
1968年、即ちそれから10年経ったある日、ブリジット・テネンバウムの通信によって目が醒めた実験体デルタは、エレノアを探しだすためにラプチャーの探索を始めるのだった。
Bioshock Infinite
ナンバリングはされていないが、シリーズ3作目にあたる最新作。
以前の設定とはうって変わり、1912年のアメリカと空中都市が舞台となる。
詳しくは専用ページを参照。
シリーズの登場キャラクター
詳細はBIOSHOCKの登場キャラクター一覧を参照。
関連タグ
ディストピア BIOSHOCK100users入り BIOSHOCK500users入り