C.O.M.
こむ
バトライド・ウォーシリーズの記念すべき第1作目に登場する秘密組織。
正式名称は“Cage of Memory(記憶の檻)”。
“ムネモシュネ”と呼ばれる取り込んだ者たちの記憶を具現化させ、取り込んだ者たちに偽の記憶を刷り込ませる装置を使って人々を管理しようと目論んでいるが、本来は事故などで昏睡状態に陥った人間の精神を“鳥籠”と呼ばれる仮想空間に隔離して治療する技術の開発を行っていた医療研究であった。
なお、当初は取り込んだ者たちの記憶を具現化させ、取り込んだ者たちに偽の記憶を刷り込ませて支配できるという部分に注目した財団Xから資金援助を受けていたらしい (なお、エージェントは不明)。
なお、歴代ライダーたちの活躍により事件が解決した後の動向については不明。
辛島進(からしま すすむ)
CV/大塚芳忠
C.O.M.の最高責任である所長を務める男性。本作の黒幕のカラスの正体。
本来は昏睡状態に陥った人物の精神を隔離、治療を施す為の医療研究開発を行っていたが、一人息子の翼が交通事故に遭い昏睡状態に陥った事を切っ掛けに次第に様子がおかしくなって行き、財団Xからの資金援助の打ち切りが引き金となり完全に狂気に取りつかれ、交通事故を引き起こすような悪い人間を生み出さない為に人々の精神を“ムネモシュネ”に取り込んで、記憶を改竄して支配する事で理想の世界を創るという目的の為に暗躍するようになってしまった。
叶井梨絵(かない りえ)
CV/沢城みゆき
C.O.M.で推し進められていた医療技術“ムネモシュネ”の研究開発の中核を担っていた女性で、C.O.M.の所長である辛島進の“元”妻。
最愛の一人息子である翼の交通事故を切っ掛けに、次第に狂気に取りつかれて行く夫の様子を目の当たりにし恐怖を覚え、“ムネモシュネ”の中枢部分を持ちだして行方を眩ますと、密かにシステムにハッキング。
カナリアと名乗って装置に捕らわれたウィザードに呼びかけ正気を取り戻させると、他のライダー達の解放に尽力し、彼らの尽力を得て暴走する夫の野望を止めるべく奔走する。