消えない傷 それが異能力
まよい、あがき、さけぶ だって僕は生きたかった
概要
2017年2月19日のイベント「迷ヰ犬達ノ宴 其の二」にて完全新作の劇場アニメ制作が発表され、2018年3月3日にて公開された文豪ストレイドッグスのアニメ映画。アニメ制作はテレビアニメと同じくボンズ。
原作朝霧カフカが脚本協力として参加しており、映画オリジナルキャラクターとして澁澤龍彦が登場した。小説「黒の時代」にて描写された「龍頭抗争」についても触れられている。
あらすじ
新たに泉鏡花を迎えた武装探偵社は騒がしくも平穏な日常を過ごしていた。だが世界各国では突如「霧」が発生し、霧が消えた後に死体が現れる怪事件が多発しており、共通点としてその怪事件の現場で現れた死体がすべて異能力者だったのだ。目撃した人達からはまるで自らの異能で命を絶ったようにしか見えず、この多発している怪事件を内務省異能特務課は「異能力者連続自殺事件」と命名。異能特務課の坂口安吾から依頼を受けた武装探偵社は事件に関与する、ある男の確保に乗り出すのだが・・・
DRAGON HEAD
アプリゲーム「文豪ストレイドッグス 迷ヰ犬怪奇譚」にて映画公開の約3ヶ月後の2018年6月14日にて実装された映画の前日譚イベント。原作者の朝霧カフカがシナリオを書き下ろした。龍頭抗争のとある一日から始まり、映画本編に繋がるストーリーとなっている。
ポイント報酬で初SSRの澁澤龍彦、ポイント交換でSRヒョードル・D、期間限定スカウトは前編でSSR織田作之助、SR澁澤龍彦、後編でSSR中原中也、SR太宰治が実装された。
登場人物
ポート・マフィア時代の太宰。まだ幹部候補。
だが頭は冴えており、余興として白麒麟を嵌める計画を立て始める。
同じくまだ幹部候補。
ポート・マフィアの最下級構成員、依頼で宝石強盗犯を探していた。
ヨコハマに初めて来た青年。
など
このDRAGON HEADのみに登場。
大佐
ポートマフィアの龍頭抗争当時の幹部。
本名不明で通称が「大佐」と呼ばれた老人男性。この龍頭抗争で殉職した。
異能力者で地面を液状化して操る異能力を持つ、中也が彼が亡くなったことを驚くほどでかなりの実力者だったことが窺える。
白麒麟
織田作之助が作中で探している宝石強盗犯。数日前に突如ヨコハマに現れ、龍頭抗争に参加しているすべての組織を見境いなく攻撃するという。
余談として
アプリ一周年記念としてこのイベントが12月に復刻された。
そして同時に実装されたイベント「DEAD APPLE」ではこのイベントで獲得できるSSR澁澤龍彦の覚醒素材がポイント報酬で手に入る。そしてイベントショップにて、映画でアニメ初登場した辻村深月がSRとして初実装され、期間限定スカウトは第一弾SSRの中島敦、泉鏡花、芥川龍之介、第二弾SSR中原中也、SR太宰治が実装された。