FarCry3:BloodDragon
ふぁーくらいすりーぶらっどどらごん
UBIソフトがFarCry3の独立して遊べる拡張パックとして開発したゲームである。
これまでのFarCryと違い、80年代のターミネーターやロボコップ、エイリアンといったレトロフューチャー系の作品からインスパイヤされて制作されており、時代背景が核戦争後の2007年でフロッピーディスクや80年代では大容量だった「メガバイト」やビデオテープ、ドギツイ蛍光色等、見る人が見たら懐かしい感覚になること請け合いである。
そのため、それらの映画へのオマージュがいろんなところに散りばめられておりその手のオタクであるならばツボにハマること間違いなしの作品である。
また、主人公であるレックス・パワー・コルトを演じたのはターミネーターでカイル・リース、エイリアンでドウェイン・ヒックス伍長を演じた事で有名なマイケル・ビーン。
今作はUBIのスタッフにも気に入られているのか、FarCryシリーズの続編や同社の他作でこれらに関連するアイテムが手に入ったりする時がある。
キャンペーン開始の冒頭でのっぽのサリーが流れながらミニガンを撃つシーンと作戦開始前に相棒と腕を組みながら筋肉に力を入れるがシーンあるが、このシーンはプレデターのオマージュ。
ヘリから降りて装備品を装着するシーンはコマンドー、もしくはランボーのオマージュ。
主人公が持っている拳銃、A.J.M.9のデザインはモロロボコップのオート9。説明にも「犠牲になったデトロイト市警に敬意を表して」等と書かれている。
しゃがんだ際のアイコンがターミネーターがタイムスリップしてきた時のポーズ、そして主人公のデザインはターミネーターの頭部のエンドスケルトンが露出した物のオマージュ。
ブラッドドラゴンの卵を火炎放射器で焼くシーンはエイリアン2のオマージュ。
主人公が自分の出自を知るシーンはスターウォーズEP5帝国の逆襲のオマージュ。