概要
フランスとドイツの合弁企業であるエアバス・ヘリコプターズの前身のひとつであった、旧西ドイツの航空機メーカーのメッサーシュミット・ベルコウ・ブルームが、日本の機械メーカーである川崎重工業と共同で開発したBK117(1979年6月に初飛行)のテールローターを、ダクテッド・ファンテールローターに変えたもの。
1999年6月に初飛行を行った。
エアバス・ヘリコプターズがユーロコプターと名乗っていた頃に開発されたため、元々はEC145 T2と名乗っていた。なお、EC145は、ユーロコプターが成立した1992年にBK117から改名したものである。
BK117同様、胴体最後部に観音開き式のドアが取り付けられている。そのため日本ではベースとなったEC145のテールローター装着形同様ドクターヘリとして採用される事が多い。
ただし、日本をはじめとするアジア市場ではなぜか未だにBK117と言う名称を名乗っている。