概要
EOTI機関(後のディバイン・クルセイダーズ)が開発した機動兵器「アーマードモジュール」に分類される「リオンシリーズ」に搭載されている四肢制御システム。LIEONは「Learning-automation Integtated EO-technology and cONventional maNeuvering」の略であり、「学習オートマトン利用によるEOTと従来型機位制御との統合」を意味する。
総裁のビアン・ゾルダークはマオ・インダストリー社が開発した地球連邦軍の人型機動兵器「パーソナルトルーパー」を凌駕する機動兵器の開発プロジェクトを立ち上げ、フィリオ・プレスティらと共に開発に着手した。
ビアン達はイスルギ重工が開発した汎用戦闘機F-32シュヴェールトの試作機であるYF-32に目を付け、YF-32のアビオニクスをベースにテスラ・ドライブとその力学を統合した半自律制御系を開発し、作業用四肢を取り付けた初の多用途研究機を完成させた。
LIEONシステムの有効性が認められ、多用途研究機はビアンによって「リオン」と命名され、リオンシリーズの原点となった。
パーソナルトルーパーに搭載されているTC-OSとは互換性がない。