概要
『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』にて初登場した対特機型アーマードモジュール。
これでもリオンシリーズの一つ。
ヴァルシオンシリーズの重力制御技術を応用し、特機への対抗手段として開発された。
外見は胴長で手足が細い人型の要塞というべき形容で、全身に至るところに火器兵器を内蔵している。頭部の下部には制御及び脱出用のガーリオンが搭載されており、このガーリオンが操縦しているが、機体本体にも操縦系が備わっている。
自立型金属細胞「マシンセル」を移植させることでソルグラビリオンになる。
スペック
分類:対特機型アーマードモジュール(リオンシリーズ)
型式番号:YSAM-009-1(SAM-009)
全高:推定80 m
浮揚機関:テスラ・ドライブ
補助システム:グラビコン・システム
開発:イスルギ重工
所属:ノイエDC
主なパイロット:アーチボルド・グリムズ
武装・必殺武器
伸縮アーム
腕が伸縮する。
ホーミングミサイル
肩、胸、脚に内蔵。計48門確認されている。
サイズミック・ボール
両肩に装備された球状の物体で、回転しながら相手に放つ。
肩部ビーム砲
サイズミック・ボールに搭載されたビーム砲。
胸部ビーム砲
胸部から集束ビームを発射する。胸部を開放すると広範囲にビームを放射できる。
グラビリオンランサー
RoAで使用。
本体を対艦モードに切り替え、胸部ビーム砲を至近距離から照射する。
SRXを粉砕せんとしたが、合体解除ですり抜けられた。
メガ・グラビトンウェーブ
両腕に重力エネルギーを集束させ、発射する。
ブレード・キック
SRXのブレードキックのように、エネルギーを纏った脚で蹴りを放つ。
名前について
寺田Pによると、元々OGシリーズの展開の中で、重力系攻撃のオプションを搭載したリオンシリーズに「グラビリオン」という機体名を考えたが発表前に同じようなタイトルのアニメ『超重神グラヴィオン』が発表されたことで、名前が似過ぎているとボツにしたらしい。
そして『ジ・インスペクター』のアニメ化に伴い、グラヴィオン兼ジ・インスペクターの監督である大張正己が機体名を快諾したことによることを明らかにしている。