CV:佐々木誠二
概要
ダンボール戦機Wに登場するクリスターイングラム社のLBXテストプレイヤー。
常に余裕のある笑みを浮かべる不気味な人物ではあるが、LBXの操作テクニックは群を抜いておりゲーム内におけるランキングバトルではベスト3位のLBXプレイヤーとされ、登場人物の中でもトップクラスの実力者。作中でも洗脳された場面を除けば苦戦も一切しておらず、必殺ファンクションも一度も使用していない。
ランキングバトルにおいても3位だけあって非常に手強い強敵となっており、続編ダンボール戦機ウォーズでは順位落ちはしたものの、19位と高い順位をキープしており、強さは衰えていない。
特徴
基本どの状況でも常に笑みを浮かべた表情で基本的に自らの口では話さず、自らのLBXの機械音声で会話をするが、劇中の描写から自らが認めた相手とは自分で会話をする模様。
またLBXの暴走を率先して止めるために行動し、さらには身の危険を顧みず危険な場所へ赴くなど、人付き合いが苦手なだけで決して悪い人物ではない。大空ヒロも初対面で悪い人物ではないと見抜き、厳しい対応をされながらも、彼を尊敬して「ゴジョーさん」と呼んでいた。
同じ会社の作品であるイナズマイレブンに登場する五条勝にそっくりだが、関係性は不明。
同じく登場する財前総理や角馬父は若い姿で登場しているのだが、ゴジョーさんは声優も別の人が担当しているため、一部視聴者からは冗談混じりに父や兄などと言われたりしているが真相は不明。
使用LBXシン・エジプト。
本編での活躍
休暇でエジプトに居た時、ピンチだった大空ヒロたちの前に颯爽と現れ、驚異的なテクニックで助太刀に入る。
そして初対面のヒロからなぜか異様に慕われる。さすがゴジョーさん。
また、これまで誰からも指摘の入っていなかったヒロの問題点をここに至って指摘したりもした。
そして登場回ラストでスレイブプレイヤーとして立ちはだかる。
その次の回で激しい戦闘の末、ヒロ達の活躍で無事洗脳を解かれ復活。
上記の通り最初はヒロをただのヒーロー気取りと思っていたが覚悟に触れた事で彼を認め、その後の事件ではヒロとの見事なコンビプレーでアキレス・ディードを追い詰めていた。
ちなみに打ち解けた際にヒロに自分には弟がいることをLBXではなく自分の口から語り、弟がLBXが好きでLBXに携わる仕事が夢だったらしく、その事からテストプレイヤーを務めているとのこと(ディテクターが現れてからそれどころじゃなくなったらしいが)。
ヒロに対して弟の面影を感じたのかもしれない(上記のことは全て「過去形」で語っており、既に弟は他界しているのではとも考察されている)
事件解決後はエジプトに残る事を告げ、別れ際には「頑張れよ、ヒーロー」とヒロにエールを送っていた。
ヒロはゴジョーさんに出会った事で「他人のために世界を救いたい」という覚悟を強く決心し、精神面で成長する事になる。
ミゼル編の最終決戦にも登場、巨大Dエッグ起動のために大量のLBXとプレイヤーが必要になった際に、バンの世界中のLBXプレイヤーへの呼びかけに応え協力しに来た人々の一人として登場した。
その時もノーマルのシン・エジプトで多数のベクター相手に見事な腕前を披露した。
評価
見た目のせいでどう考えてもネタキャラに見えてしまう彼だが、大人としての厳しさと強さ、そしてヒロを導く優しさを兼ね揃えた人柄は「ダンボール戦機シリーズでも屈指のまともな大人」と評価され、ネタ抜きでも非常に人気が高い。
ヒロに対して「ヒーローにでもなったつもりか、これは子供の遊びじゃない、怪我する前に家へ帰れ」と大人な対応をしたのは、後にも先にもゴジョーさんだけである。
コロコロコミック版
コロコロコミック版にも登場し、山野バン達の前にスレイブプレイヤーとして立ち塞がる。この時花咲ランに「LBXよりサッカーやってそうな顔」と言われた。しかしすぐに倒される。
とは言え、大人の事情で話の展開がアニメや原作ゲームよりずっと早い漫画版に登場してしまう辺りやっぱり凄いです、ゴジョーさん。