概要
MA5Bとは、ビデオゲームシリーズ「HALO」の第一作『Halo: Combat Evolved』に登場する架空銃。
主人公であるマスターチーフの初期装備で、彼と共にシリーズの象徴的な扱いを受けており、似たデザインの系列機が後のシリーズに登場する。
性能など
装弾数60発のアサルトライフル。
銃身の上に「残弾を示すカウンター」と「方角を示すコンパス」を表示するディスプレイが備わっているのが特徴で、手持ち武器に反映される情報をプレイヤーがユーザーインターフェースを介さず視認できるという点は、当時のFPSの基準では画期的な演出だった。
肝心の武器性能に関しては威力と命中精度が低く、ヘッドショット判定が無い(頭に当ててもダメージが向上しない)うえに、なまじ連射性が高いせいで弾切れしやすいなど多くの欠点を抱えており、「サブ武器のハンドガンに劣る」と言われるほどプレイヤーからの評判が極めて悪い(逆にハンドガンが強すぎるという面はある)。
使いどころを挙げるとすれば、連射性を活かしてフラッド素体の大群を一掃するときなどだろうか(プラズマガン等でも十分に対応可能ではあるが)。
『Halo 2』で一度リストラされたものの、『Halo 3』では性能が更に悪化した後継銃が登場した為、「Haloのアサルトライフルは弱い」というのが一種のお約束になっていた。開発会社が変わった『Halo 4』以降は強化されている。
MA5系列の銃
MA5C
『Halo 3』に登場。装弾数32発。
MA5Bの基本性能はそのまま弾切れしやすくなって弱体化している。
MA37
『Halo:Reach』に登場。
性能はMA5Cと同様。
MA5D
『Halo 4』から登場。以前のものに比べて攻撃力が大幅に強化された。