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Mercury(SolarBalls)

そーらーぼーるずのすいせい

Mercuryとは『SolarBalls』シリーズに登場するキャラクターであり、太陽系第一惑星である。
目次 [非表示]

Yeah, yeah, right. Thanks, I mean, of course I'm bigger than Pluto! I mean why wouldn't I be? I'll always be bigger, oh I'm Mercury baby! I'm the best!

(うんうん、そのとおりだ。ありがとう、僕は冥王星より大きいんだ!恥じる必要なんてどこにある?僕はすごいんだ、水星なんだぞ!僕って最高!)


...Planets have moons, and moons have planets. It's a two-way system in my eyes.

(…惑星には衛星があって、衛星には惑星がある。僕には双方向のシステムに見えるよ。)


概要編集

プロフィール編集

性別男性
年齢45億歳
半径2439km
温度430℃(最高気温)
分類惑星
公転太陽
衛星-
声優Jack Stansbury

性格編集

水星SolarBallsに登場する太陽系第一惑星である。臆病でよく金星にいじめられたり、度重なる太陽フレアにうんざりしている苦労人である。またよく怖がり、金星の怪談に怯え、自分の軌道を周回する地球人の探査機や哀れな冥王星を見て絶叫する。しかし徐々に自己主張ができるようになり太陽と金星に抵抗するようになっていく。本人曰く自分に地殻変動があることを知って以降吹っ切れたとのこと。かと言って必ずしも勝てる訳ではなく、結局金星の圧に弱腰になる場面も多い。またこの自己主張は時々行き過ぎしまいムキになったり、相手をうんざりさせてしまうこともある。


優しく控えめであり、相手を傷つけないように慎重に発言する。太陽に対しても基本的にはこのスタンスだが、これは太陽に怯えている可能性が高い。しかしマジレスをしたり、話し続けているうちに自分の世界に入り周りが見えなくなることがある。

またいざと言う時に弁が立つことも示されており、反論に筋が通っており説得力ある。


少しダークな面も持ち合わせていてAstrodudeを脅迫した。

褒められ慣れていないのか太陽コンペで優勝し、賞賛を浴びた時には喜びながらもなんと言えばいいのか分からず照れていた。


自分が小さい事にコンプレックスを感じており冥王星のようにならないか心配している。準惑星に降格すること自体というよりは、惑星の仲間ではなくなってしまうことが不安のようだ。またこのことでたびたび金星地球にからかわれている。火星も同調することがあるが、地球と火星は逆に水星を励ますこともある。


中立的で、多少辛い方法でも他の惑星のためを思い自分で行動するようにアドバイスをする。良きカウンセラーでもあり、相手に寄り添い適切なケアをすることが出来る。地球を立ち直らせるのに大きな役割を果たした。


カードゲームが強く、金星に勝利しては得意げになっている。しかし他の岩石惑星よりも一緒に行動する頻度は低く、これは太陽との距離が近いため太陽に日々監視されていることと、金星に軌道から出て他の惑星とつるむのを止められることが原因である。


容姿編集

水星は薄茶色の球体であり、左右のどちらかに濃い色で影のような模様が描かれ、表面はクレーターに覆われている。

目と目の距離が離れている。


行動編集

ここでは話の本筋とはあまり関係のない水星の行動について記す。


  • 他の惑星とスペースポーカーをしたり、金星小惑星ドッヂボールソーラーカードをして遊ぶ
  • 金星と軌道を共有しようとする
  • 金星と衝突する
  • 地球と自分以外の全ての惑星のイラストをダンボールに描く
  • 金星火星を運ぶ
  • 地球の地軸を安定させる
  • 小惑星ポップコーン片手に観戦する

関係性編集

太陽編集

水星は基本的に太陽に怯えており、太陽からの頻繁な太陽フレアや1秒に1000回以上隣で行われる爆発にうんざりしている。一度我慢の限界が来て反抗した。

しかし太陽からは友達だと思われ、よくダジャレを披露される。傷つけないように気を使ってか怒らせないようにしているのか、太陽に同調しコミュニケーションを取ろうとしている。

また深刻な時には普通に会話をする。

太陽に最も監視されている存在だと推測され、他の惑星よりも軌道から外れることを頻繁に注意されている。

太陽が怒った時には特に怖がり、火星の後ろに隠れて震えていたこともある。


金星編集

水星はよく金星にいじめられており、pipsqueakと頻繁に呼ばれている。特に大きさについてからかわれることが多い。

金星がいない時に金星の悪口を地球火星の前で高らかに列挙し鬱憤を晴らしていたが、金星が戻ってきた途端弱気になり逃亡した。

また金星をからかい、大きい小惑星を投げつけられたこともある。

しかし大事なことは金星の圧に屈せずきちんと主張する。

水星は金星と火星を重いにもかかわらず小惑星帯から運び出した。

衛星の革命が終了し、水星がスペースポーカーに参加するようになってからは実力を発揮し金星を悔しがらせている。ソーラーカードで金星に勝利した際も調子に乗って喜びを表現するが、金星の圧で勢いを失った。

最近では昔より険悪ではなくなり、普通に会話することの方が多い。


地球編集

水星は地球に度々からかわれ、また励まされることもあった。

地球が間違った方向に進みそうな時は客観的立場から警告する。また水星は地球に手を差し伸べ、適切なケアをし、地球を立ち直らせるのに重要な役割を果たした。

衛星の革命後は接点が増え共に遊ぶことが増えたようだ。


火星編集

水星と火星は仲が良く、火星も水星をからかうことがあったが和解した。

また火星が金星の軌道上に配置され、水星と隣合った際に改善だと述べた(それだけ普段から金星に辟易としているようだ)。

水星は火星と金星を重いにもかかわらず小惑星帯から運び出した。

衛星の革命後は接点が増え共に遊ぶことが増えたようだ。


編集

月と水星は地球を励ますために協力した。また水星には衛星がないことから月という衛星との会話に慣れておらず、少し気まずい会話をした場面もあった。


The Moon Revolution(衛星の革命)(ネタバレ注意)編集

水星は衛星もなく衛星の革命に根本的に関わることは無かったが、地球や他の岩石惑星との関係において重要な役割を果たす。


地球の愚行を見る水星編集

地球金星に擦り寄り親友になった時、水星はこれは互いの欠点を増幅させるだけだから辞めるようにと地球に警告する。この時水星はまだ地球の所業をまだ知らないので、金星に近づく地球を素直に心配していたようだ。不自然な友情に違和感を覚えつつ水星は二人を見送る。

別の日に地球が「誰が地球の親友かコンテスト」を開く。金星対火星の小惑星ドッヂボール部門の時には水星は嬉しそうに飛び跳ねていたが、二種目目以降の金星、地球、火星の様子を見て明らかにおかしいことに気づき、地球を問いただす。そして火星との友情を取り戻すために火星と金星を自分のために争わせ、その二人が自分を求めて取り合ってくれると信じている自己中心的で楽観的な地球に呆れる。最悪の場合どちらも失うことになると忠告するも、地球が聞き入れなかったため諦めてもう関わらないようにすることを決める。


地球に手を差し伸べる水星編集

しばらくしたらが水星に助けを求めにくる。地球が変わろうとしていると月に言われ、信じられず無視しようとしたが、太陽がダジャレを言い始めたため逃亡する目的で月について行く。

地球の様子が違うことを認め、地球に協力しようとする。地球にこれ以上周りを傷つけないよう自己改善と反省を促し、自分から行動して、自分と月を受け入れるための一歩を踏み出すようにアドバイスをし、暫しその場から離れる。しかし月は地球の精神状態がとても悪く、一から支えないといけないほど不安定だと述べ地球の元に戻る。水星も納得ししぶしぶ月について行く。しかし戻った時には地球はおらず、月と一緒に地球を探すことになる。その際大声で地球を呼ぶ月に宇宙では音は伝わらないとマジレスし、すぐに衛星と話すのに慣れていないからだと弁明する。その後これが衛星を持つ機会に一番近いと言うが、月に所有物のように言わないでと注意される。水星は慌てて謝罪し、衛星と惑星は双方向のシステムであり、惑星に太陽があって太陽に惑星があることと同じだと論じる。月は水星のフラットな視点に腑に落ち、その考えをみんなが持てればいいと嘆く。そして衛星の不満が爆発し反乱が起きているという事実を教えられる。

そのまま捜索を続けていると、二人は太陽に向かう地球を発見する。


地球を救う水星と月編集

水星とは慌てて地球を追いかけ説得する。それでも耳を傾けない地球を救うために、月と一緒に地球の軌道を周回し地球の進路の変更を試みる。二人の努力が報われ、地球は我に返り停止し思いを吐露し始める。水星は「Earth, we can't possibly know what it is like to be you, but please, give yourself a chance to be happy! To be better!(地球、僕たちは君の気持ちを完全に理解することはできないかもしれない。でもお願い、自分を改善し、幸せにするチャンスを捨てちゃだめだ!)」と伝え応援する。さらに月の一言で自分に優しくしてくれた人のことを思い出し、ついに地球は自己改善への一歩を踏み出すことを決意する。


水星のカウンセリング編集

水星はより良い惑星や衛星になるためのカウンセリングを開催しようと準備する。その際太陽から軌道の外にいる時間が長すぎると注意を受けるが、地球には今友達が必要だと太陽を説得し激励を受ける。そして地球とを呼び自己改善カウンセリングを開始する。

ステップ1では地球に他の天体を傷つけたことを認識させ、その原因と地球の苦労について聞く。

ステップ2ではそれを踏まえたロールプレイを行う。水星はAstrodudeの仮面を被り、地球に思いの丈をぶつけるよう指示する。地球と月は奇妙に思うも水星はこれを実行する。開口一番地球に「君にはもううんざりだ」と言われてしまい、自分のことについて言われたのかと一瞬勘違いするも、地球の悩みに真摯に向き合い地球の気分を良くさせることに成功する。地球は急いで火星金星に謝ろうとするが水星は制止し、最後のステップへと移行する。

傲慢さが無くなると同時に自信も無くしてしまった地球に、自分が特別であること思い出させようとする。ダンボールに描かれた各惑星を見せ、それぞれのどこが特別かを地球に問う。地球はみんなそれぞれ違っていて特別だと気づいた上、生命は太陽系のバランスあってこそだと実感する。復活した地球は火星と金星に謝りに行こうとし、水星と月もそれに同行する。


衛星の革命編集

水星は地球と月と共に火星金星を探そうとする。地球の提案により水星はと共に小惑星帯を探すことになる。月は地球を心配するが、水星は地球が友人を気にかけられるようになるまでに回復し、成長したことを喜ぶ。

しばらく探していると二人は衛星の襲撃を受けた火星と金星を発見する。金星が意識を取り戻し、衛星の革命について警告するもまたすぐ眠ってしまう。それを聞いた月は革命を終わらせる覚悟を決め一人で小惑星帯のアジトに乗り込もうとする。水星は月を止めようとするが、月は水星に火星と金星を運び出すことを任せ一人で行ってしまう。

水星が火星と金星を運んでいると、火星も目を覚ます。慌てて衛星の動向について報告しようとするが水星が落ち着かせる。そこにフォボスとダイモスがやってきて火星を心配し、生存を喜ぶ。水星が様子を見ていると金星が再び覚醒し、目の前に水星が居たことに不満を言いかけ、また何故助けたのか疑問の様子だった。それに対し水星は「僕は金星よりも器が大きい」と発言し、金星を沈静化する。

そこに地球もやってきて月が革命軍に捕まったことを知ると、火星と金星を水星に任せ、地球は一人小惑星帯へと向かった。水星はさぞデジャブを感じただろう。地球の変化に驚く金星に、水星は「あれこそが地球だ」とどこか誇らしげに言う。


その後編集

他の岩石惑星と地球を心配していたところに遂に地球が帰還する。水星は地球がクレーター一つ作らず無事だったことに驚き安堵する。

しかし地球は塞ぎ込んでおり気まずいようで、その原因を火星金星に尋ねられる。これに水星はこのことは直接地球に聞くべきだと諭し、自分は蚊帳の外だったから答えを求められても困ると主張し突っぱねた。金星には迷惑がられるが、火星は水星の主張を正しいと述べ、さらに自分たちが水星を公平に接していなかったことを認める。

この状況を変えるために火星は岩石惑星を集め、みんなで惑星としての性質だけでなく自分自身の性格や悩みなどを告白し、理解し合う機会を設ける。水星は自分が小さく、冥王星のようになって惑星の仲間から追い出されることが怖いと言う。地球と火星は彼を慰めるが、金星はその保証はないと脅す。水星はこの発言がツボに入り笑い出す。金星はこの水星の反応を予測していなかったのか、笑うのを辞めるように怒鳴るも水星は笑い続ける。


更にその後編集

事の顛末を知った太陽太陽系全体で裁判を行うことを決定する。水星は太陽系裁判で金星と共に惑星側の代表を務め、惑星側の弁護に大いに貢献した。水星は惑星の中で最小で、さらに衛星を持たない(金星も同様)ことから衛星側の気持ちを理解出来るとこで公平な立場をとることができる。


Planet X(惑星X)(ネタバレ注意)編集

この章では水星はあまり物語に関与しないが、様々な行動を見ることが出来る。


木星の異変編集

ついに火星木星が秘密を隠していてそれがとても悪いことであると気づき、スペースポーカーをする水星、金星地球に報告する。しかし普段の木星の様子から水星も金星や地球同様信じていない様子である。その後フォボスとダイモスが現れ、ガニメデエウロパの追放に抗議する衛星たちの活動に加わることを決める。

太陽系の惑星と衛星が太陽の前に集結し、太陽の決定に異を唱える。太陽は激昂するが、木星が立ち上がり、二人を戻さなければ自分も太陽系を去ると抗議する。岩石惑星は沸き立ち、木星を応援する。地球が木星を褒めたたえたのがトドメとなり、木星は罪悪感に耐えられなくなりその場から離れてしまう。

その後金星とビビりながら小惑星ドッヂボールをしていたところ、太陽に真実を伝えようとする木星と土星を見つけ、みんなでついて行く。しかし異変が起き中断され、ついにXが太陽に向かってきたことが発覚する。


木星の真実編集

Xが太陽系のメンバーと対峙し、木星の過去をリークする。初めは木星がXを追い出したという事実を信じていなかったが、Xが過去の岩石惑星を破壊したという木星の罪を公言し、こちらも木星が認めるといよいよ混乱し、他の惑星と顔を見合せ話し始める。太陽にもう一度確認され木星が完全に同意すると、他の惑星と共にブーイングする様子が描かれる。(複数人の声が聞こえ、特定不可能)その後木星の追放が太陽から言い渡された際は怒ったような表情をしていた。


木星の追放後の変化編集

木星が追放されて、XとXの弁護士として帰ってきたガニメデエウロパが再び太陽系に所属する。

違和感を感じる太陽を水星は心配をする。実際に太陽木星は互いを回りあっていたようで、木星の消失がその原因であった。太陽は違和感を感じつつもうXがいるから大丈夫と告げ、水星にXに挨拶するように勧める。

その道中で金星と出会い、この状況について議論する。すると突然野生の小惑星が水星に向かって飛んでくる。これに金星が気づき、重力で水星を押し出し衝突から救う。水星は信じられない様子で金星に尋ねるも、金星に「もし誰かに言ったら衝突してボコボコにしてやる」と脅される。そして小惑星の挙動がおかしいことに気づき、金星と共に小惑星帯に調査に向かう。

そこで同じく調査に来ていたタイタンに出会う。そして木星が小惑星帯を制御していた可能性に気づき、さらに時間と共に全員の軌道が変化すると意見し、木星と話す価値があるという月の意見に賛成する。しかし金星と共に太陽に軌道に戻るよう言われ、計画は中断されてしまう。月とタイタンに太陽系の未来を託し、逆に月に二人のどちらかが地球の地軸を支えるように託される。


太陽を前に編集

の代わりに水星と金星地球の地軸を安定させる役割を担うも二人いるせいで勝手が変わり不安定になってしまったが、火星を見つけたことで奇数になりどういう訳か解決した。そこに土星がやってきて、他のガス惑星がどこかへ行ったことを聞くが、すぐに太陽に何かを話す天王星Xを発見する。彼らの元に行くと、木星に会いに行った衛星たちを連れてきた海王星も合流する。そして真実を知った衛星たちに木星がずっと自分たち岩石惑星を小惑星から守っていたことを聞かされる。木星の必要性について議論される中、地球に小惑星が衝突しそうになる。しかし太陽はXの意見を尊重する。太陽系の危機にガニメデが立ち上がり、Xに挑戦し勝ったら木星を戻すと宣戦布告する。


観戦する水星編集

水星は衛星を応援し、他の惑星と戦いを観戦する。初戦のレースでは小惑星ポップコーンを片手に衛星の勝ち筋について議論する。最終的に衛星の勝利が決まった時には喜んでいた。

二回戦の早押しクイズでは出題者の太陽が最後に引いたソーラーカードのお題が過去に地球と衝突したとされるテイアであり、お題を読み上げられる際に動揺する地球を心配していた。


呼び名編集

  • (Little)Pipsqueak(チビ) by 金星
  • Little guy(坊主) by 木星
  • Tiny planetoid friend(小さな惑星のお友達) by 土星
  • Pluto(冥王星) by 金星地球
  • Venus' lost moon(金星の失われた衛星) by 地球
  • His (Sun's) little pet planet(太陽のペットプラネットくん) by 金星

余談編集

  • 水星はSolarBallsでは薄茶色で描かれているが、実際には灰色である。これはなどと区別するためだと思われる。
  • ソーラーカードには水星の温度は430℃と書かれているが、夜には-160から-180℃程まで冷え込むため平均気温は167℃程度である。

関連タグ編集

水星 太陽系 惑星


SolarBalls

SolarBallsの登場キャラクター一覧


太陽系編集

Sun(太陽)>Mercury(水星)>Venus(金星)>Earth(地球)>(Theia(テイア))>Mars(火星)>Jupiter(木星)>Saturn(土星)>Uranus(天王星)>Neptune(海王星)>(Planet X(惑星X))

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