概要
DUEAで登場したXモンスター。
その制圧力と耐性の高さから海外では禁止カードに指定され、シングル戦主体で対処が難しいマスターデュエルにおいては下記のナンバーズ・エヴァイユと発禁令、大量の除去札とドローカードのみで構成されたデッキが簡単に相手を手詰まりに追い込める為、23/9/1に禁止カードに指定された。その後、遊戯王OCGでも23/10/1に禁止カードに指定されることになった。
カードテキスト
エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク４/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル４モンスター×２体以上（最大５体まで）
(1)：相手エンドフェイズに発動する。
このカードのＸ素材を１つ取り除く。
(2)：このカードのＸ素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●１つ以上：このカードは戦闘では破壊されない。
●２つ以上：このカードの攻撃力・守備力は１５００アップする。
●３つ以上：このカードは他のカードの効果を受けない。
●４つ以上：相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●５つ以上：１ターンに１度、発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
相性のいいカード
幻影騎士団カード
特定のカードではないが、レベル3のモンスターを展開し、幻影騎士団ブレイクソードによってランク4のロンゴミアントのX召喚に繋げられる。
X素材の補充ができる。
ブレイクソードと同じランク3で、レベル3の幻影騎士団をX素材として大量に取り込んでロンゴミアントのX素材にできる。
このカードは風属性なので、レベル4をブレイクソードで準備する場合はあらかじめ出しておく必要がある。
ナンバーズ・エヴァイユ
先攻では使えないが、最初からX素材が4つで召喚できる。
下記の発禁令と合わせて使うのが基本となる。
大量のドローカードや左腕の代償で引き込む事が多いが、「ナンバーズ」の名を冠した魔法カードのため、希望皇アストラル・ホープによってサーチも可能。
発禁令
エンドフェイズに発動する効果を無効化する。
全体除去こそ出来なくなる代わりにX素材が減らなくなるため、召喚・特殊召喚を制限する効果が維持できるようになる。
ロンゴミアントのモンスター効果をコピーするXモンスター。X素材の数につき1000ポイントも攻撃力が上がる効果を持つので、大量に素材を抱えるロンゴミアントの条件とも噛み合っている。また、エンドフェイズに「エクシーズ素材を取り除く」効果の処理よりも先に効果のコピーを終了する処理を行うことで、素材を取り除くデメリットを無視できる。
難点としては、効果のコピーという都合上「ロンゴミアントではないタイミング」が存在する為、その間に効果無効を喰らうと突破されてしまう事である。
対策カード
エクシーズ・オーバーディレイ
エクシーズ素材を取り除く効果はモンスターが受ける効果としては扱わないという裁定の為、3つ以上の素材を持っている時でも除去効果が通用してしまう。超融合と同じく発動に対してチェーンも出来ないので確実に決められる。
唯一と言える対策カードだが、とてもメインデッキから入れられるようなカードではない為、マッチ戦でのみ機能するカードである。
