概要
世界的に最も一般的に使われているキー配列。記事タイトルのような小文字表記が間違いというわけではないが、QWERTYと大文字表記されるのが一般的。(数字を除く)上段のキーが左から右にQWERTYUIOPと配列していることからこの名がある。日本で標準的になっているJISキーボードも英数字の配列がQWERTY配列である。ただし、フランスなどでは全く異なるAZERTY配列というものを使っている。
19世紀からアメリカ合衆国で使われていたタイプライター用鍵盤配列がそのままコンピューターのキーボードに引き継がれたものである。文字がでたらめに並んでいるように見えるが、実際のところどうしてこのような配列になっているのかほとんど不明で、当時の未熟なタイプライターの機構で早く打ち込みすぎて打鍵が絡まらないよう、わざとわかりにくくしたという説があるくらいである。
QWERTY配列は英語の入力にはあまり効率的ではなく、タッチタイピングを前提としたDvorak配列(キー配列ではなく考案者名に由来する名前なので頭文字のみ大文字表記する)というものも考え出されたが、普及は限定的であった。
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くぁwせdrftgyふじこlp - 日本語のローマ字入力モードで、QWERTY配列のキーボードの上段と中段を左から交互に打っていくと現れる文字列。