概要
2022年5月に香港のDream Engine Gamesがリリースしたスマートフォン向け音ゲー。
基本有料、アイテム課金あり。
スマートフォンのジャイロセンサー機能を活用したゲームデザインが特徴で、従来のタップやフリックだけでなく「端末を回転させる」新たな動作が求められる。
2024年5月30日に2周年を迎えた。
ゲームシステム
「世界初の回転音ゲー」という公式のキャッチコピーや概要の示す通り、端末を回転させてプレイすることが特徴のゲームである。
大きく二つのモードが存在し、「クイックゲーム」と呼称される楽曲プレイモードと、「旅」と呼称されるストーリーモードに分かれる。
クイックゲーム
入手済みの楽曲を自由にプレイできるモード。
基本曲とストーリー2部までの楽曲は無料でプレイ可能だが、最初期から解放されている楽曲は少ない。後述する旅モードを進めたり、レベルアップで獲得できるアイテム「トラベラーズバッジ」を消費することで楽曲を解放することが可能。
その他の楽曲は有料のパックを購入することで解放が可能となる。
各曲には4つの難易度が存在し、ストーリーに関わる一部楽曲を除き最初から全難易度をプレイすることが出来る。
判定ラインは円形で、その辺にノーツが触れるタイミングで判定が行われる。
両横に紫色の判定ゾーンがあるが、一部ノーツを除きその中でたたく必要はない。
ノーツには以下の種類がある。なお解説で上げる譜面の色はデフォルトのものであって、ノーツデザインを変更すると色や見た目が変更される場合がある。
TAPノーツ
譜面上で青く表示されるノーツ。判定ラインに合わせてタップことで処理する。
SLIDEノーツ
譜面上で黄色く表示されるノーツ。ラインに合わせてタップする必要はなく、押さえっぱなしでPerfect+判定になる。
CATCHノーツ
譜面上で赤く表示されるノーツ。SLIDEノーツ同様押さえたままで取ることが可能だが、両横の判定ゾーンに合わせる必要がある。
ROTATEノーツ
このゲームの特色ともいえるノーツ。判定ラインに沿うように現れ、端末を回転させることで判定を行う。赤と青の2種類が存在し、赤は時計、青は反時計回りに回転させる。
FLICKノーツ
譜面上で紫色に表示されるノーツ。ノーツの上で指をフリックさせることで判定する。動かす方向に指定はない。指を動かす代わりに端末を回転させることでも処理が可能。
コンビネーションCATCHノーツ
CATCHノーツと他のノーツが重なったノーツ。組み合わさっているノーツの判定を、両横判定ゾーンで行う必要がある。
ダメージノーツ(仮称)
イベント譜面やエイプリルフール譜面にのみ登場する特殊なノーツ。CATCHノーツよりも禍々しく赤い色をしている。判定ゾーンに入ってしまうとmiss判定になってしまい、コンボも途切れる。取ってはいけないノーツである。
旅
このゲームでのストーリーモードに類するモード。プレイヤーレベルが6以上で解禁される。
すごろくのようなマス目を進んでいくことで進行する。マス目の解放には、楽曲プレイで溜まるマイレージというものを消費する必要がある。これはプレイしていれば自動的に貯まるため、獲得のために特別な手順が必要なものではない。
メインストーリー2章までは完全無料でプレイすることが出来たが、2024年5月31日の公式ツイートにて、開発費用等の事情から3章は課金パックで提供されることが発表された。
メインストーリーに含まれる楽曲は旅をすすめなければ解放できない。
また各章のボス曲は特殊な解禁手順を行う必要がある。これらは、他の楽曲と異なり全難易度を初めからプレイすることはできず、解禁で使用した難易度以下の譜面のみプレイすることが出来る。
キャラクター
本作の主人公。ストーリーは彼女の視点で進行する。
イロの幼馴染。
コラボ
これまで様々な音ゲーとコラボしている。また2周年ではボカロPのDECO*27、ピノキオピー両名とのコラボも行っている。
以下は過去にコラボを行った音ゲーや人物の一覧である。
ArcaeaとRotaenoはコラボ以前にX上でリプライのやり取りをしたことがあり、そのことからコラボを望む声が高まっていた。2024年8月23日にArcaea公式が新たなコンテンツを示唆する文章をポスト。そこで書かれた物語のバトンを繋ぐようにRotaeno公式がリプライをポスト。これによりユーザーの間でコラボの期待が一気に高まった。
同年8月29日にコラボが開催された。両ゲーム初のコラボストーリーを伴う大型コラボとなった。
関連タグ
WACCA:2022年10月にコラボレーション。